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特集/映画「TYHOON/タイフーン」主演:チャン・ドンゴン
映画「タイフーン」プレミア会見 CAST & STAFF 北朝鮮からの敗北者(背景) ドンゴン様、大好き“ウフフ”の日記
ドンゴン様、大好き “ウフフ”の日記
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お迎え行きました! ~ 羽田空港(お迎え)3月5日(日)~
8:00 羽田空港国際ターミナルでは、ファンらしき女性がちらほら。ファン同士は空気ですぐわかるのですよね。
私としては、そこで言葉を交わしあい「私たち早く来ていますよね!!」という認識の協定を作りたいところ。その協定が後々物を言うのだ。後からのんびり来てちゃっかり好ポジションにつこうとする人がいたらその協定の元“私たち早くから来てるんですよっ!!”の一言ではじかれる。だから一番乗りのグループには願わくはリーダーシップをとって欲しい。そのくらい発言力があるのだ。(時には整理券を配る人もいる‥ 素人の効力は?だが。皆従うよ)

今回は、割とのんびりムードで逆にいうと、一番乗りグループがその最たる雰囲気なのでリーダーシップはとれていない。その上、人が集まるのがその後多く早くも10時前の段階では、“純粋に空港を利用する人以外はイスを使用するな”の警備員の言葉の元、自己流ラインを作り好ポジション争奪戦。早くから勃発。並ばざるを得なくなってしまった。

不確定でロープが張られていない段階で並ぶのは、その場から一歩も動くことは出来ない。「これは長い一日になりそうだ」と少々げんなり。好ポジションは考え方により違うけれど、私たちの中ではマスコミのカメラが入るであろう位置の手前。ドンゴンさんもカメラの前には立ち止まり撮影となるからだ。

 

11:40 暫くは、野放しで勝手に通路左右にお迎えラインを作っている状態が続く。その中で両足を踏ん張り、一歩もゆずらない構えの私。

その状態の中で飛び込んできてしまったのが、かわいそうな竹野内豊さん。ドラマの撮影からの帰りだろう彼は自分で大きなカートを押しながら事務所の方と2人で野放しラインの中に突入してしまったのだ。その光景をみた竹野内さんは一瞬の「やばい、まずい。」といった表情。ロープはないとはいえさすがに声や握手は求めるものの「節操のない事はしないのよ。」的なファンはその場をキープ。 しかし中にはいるのだ。単なる「有名人好き」のヤカラは。

私の並ぶにいたおばさんは竹野内さんにはじめは気が付かなかったクセに知るやいなや、ラグビー選手のごとく後の彼の後姿に、タックル。ひるむ彼に横っ飛びで抱きついていた。(怖い)

その後、空港警備の方がロープをはられてから出てきたのは神取しのぶさん。「やぁ」「よぉ」と挨拶を交わしながら通り過ぎようとした時、「誰、誰?」と聞きながら追いかける「有名人好き」のおばさま。(この姿はさすがに・・・)

13:20

あまりの人の多さに「これではまずい。」と考えた空港関係者は入国便をカミングアウト。「便2時間前までは並んではいけない。守らないと成田着便に変更に変えてもらうぞ。」とファンを散らばらせた。
そうなると、朝から着いて好ポジションを確保していたファンはたまらない。今までいた位置を横目でみながら尾行している刑事よろしく新聞を読んでいる振りをして待つ。時間になったら一目散にその場に向かって突進だ。
そんな時間の中でもやるべきことはある。 まずは好ポジションに戻るべき人達とやはり協定を結び「早く着いていた私達があの場所に戻るべきなのを必ず主張し、行動しましょう。」と。
一時は一線から外れていた面々も「これはチャンス」とばかりに鼻息が荒くなる。

 

2時間前 予定のOK時間の15分前ともなれば微妙に人が集まってくる。行動力のある人は「時間はまだですよ。成田に行っちゃいますよ」注意を。 でも納得できない人は「あなたに言われたくないわよ。もう飛行機に乗っちゃっているわよ。」と口論勃発?
という時にフェイントでスーっと並び初め開始。(静かに。そーっと。)
勿論、声を荒げた主は遅れをとる。地団太を踏んでも後の祭り。彼女が空に向かって「もう!!」と叫んでいる(勝手に想像)のを尻目に元通りの好ポジションを皆キープしているのはすごい。
さぁ、これで場所は確保ですね。(左右の「竹馬の友」とニンマリ)
ポールが立ってロープもはられカメラの確認を黙々とする。列をキレイに前列3列まではすわるように指示が出る。いい子でいいファンぶりを発揮することは、しいてはドンゴンさんの評価にもつながるから。そこは押さえましょう。
ドンゴンさんの謙虚な礼儀正しい人柄鰤は空港警備の方にも有名で「あんな好青年の評価を下げることはしてはダメだよ。」とまで言われている。
はい。いい子にしています。

 

到着 リラックスしながら時が流れ
掲示板の表示がArrivedになると、にわかに緊張感が漂う。
「あぁ。こんな時にも尿意が‥」緊張するとトイレに行きたくなるのは誰にも止められない。
「そろそろだよ。」と警備の方が一言ボソッと伝えてくれると、みんなすでに歓声。
皆の視線が入国ゲートに集中する中 オーラをまとったサングラス姿の背の高い男性が登場。「ん?」皆一瞬静まると、「テファオッパー」といっせいに声をかける。そう彼は「天国の階段」でチェジウのお兄さん役、「輪舞曲(ロンド)」で韓国系マフィアグループのリーダー格キム・ヨンジェ役を熱演している シン・ヒョンジュン氏だった。
彼はその声にフッと口角を上げ軽くうなづくと長い脚を駆使し、さっそうと空港から去っていった。
一瞬、緊張感が溶けた後 「そろそろだよ。」と警備の人が一言。再び緊張感が辺りを包む。
事務所の人が入国ゲート左右にお迎えの為にスタンバイ。すると入国ゲートがスーッと開く。そこに彼のシルエットが!!
「ギャー」という歓声にハッ!と我に返りカメラのシャッターを押す!!手が震えちゃう。
ドンゴンさんは、空港関係者に丁寧に一礼すると歓声のうずの中に踏み出す。左右のファンに蛇行しながらゆっくりにこやかにお辞儀をしながら、あの整った優しい笑顔を送ってくれる。
すると後方から「ヒョン!!センイルチュッカセヨ」の野太い声。数少ない男性ファンが花束を差し出す。それを軽微の人づてに受け取ったドンゴンさん。笑顔全開で私も。“やったね”と嬉しくなる。
その他の小さなプレゼントを必死で差し出す女性もいるが、事務所の方がそれを振り払う。 当のドンゴンさんは二度ほど彼女のプレゼントを受け取ろうと一歩踏み出す度に事務所の人に静止され「?」の表情。
そんな戸惑いを含んだやわらかい笑顔のまま、更に蛇行を繰り返しファンに挨拶をして歩く。目の前にやや立ち止まった彼のおだやかな顔・整った顔‥が一秒も立たないうちに事務所の方にさえぎられる。「あーん。」「そりゃないわ」と思っている間に、彼はファンの一群に丁寧に一礼し手を振り去っていきました。
その間40秒。
そして彼が頭を下げた回数・・・そう11回!!
黒っぽいカジュアルジャケット・グレーのフルジッパーのパーカー・インナーは赤いTシャツ・ジーンズ・黒ブチメガネ・白と黒のハイカットのスニーカー といういでたち。
去っていく彼の背中に
“カッコよすぎるぜ~。 また会おうね。(誰が呼んだか)ミスターパーフェクト!!”
と、心の中で思ったのは私だけではあるまい。

 

5分後 共演者のイ・ジョンジェ氏登場。
インテリジェンスな微笑をたたえ足早に去っていった。
その後ろを、ザ・女優の空気をまとい、イ・ミヨンさんも続く。可憐な笑顔を向けてくれました。
ドンゴンさんファンは、ドンゴンさんだけでなく、「タイフーン」ファミリーを暖かくお迎えしました。

 

Welcome. 素敵な数日にしましょうね。

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