ASIAN STAR


ソ・ジソプ来日!

【「ごめん、愛してる」の世界へ、そしてその声の魅力】

記者会見に続き、日本でも大人気となったドラマのイベント、【「ごめん、愛してる」の世界へ in YOKOHAMA】が
パシフィコ横浜国立大ホールで行われました。


圧迫感を感じるほどの広いホールがみるみる 人・人・人 でうまると,程なくして暗転。ファンの歓声がうねりとなっていきます。

「雪の華」をBGMにドラマの映像が流れる中、 〈日本版 ムヒョク〉の声が会場に響く。
愛する人は俺から去っていく。 それが俺の人生だった。
それなのに彼女と出会って 俺は真実の愛を知ってしまった

ドラマの映像が終わり、スクリーンに控え室の椅子から立ちあがる彼の足元、エレベーターのボタンを
押す指先が映しだされると会場は歓声の嵐。


ついに! 侍ヘアーにタキシード姿のソ・ジソブさんが登場~!
会場は割れんばかりの声援。
「皆さん、こんばんは。ソ・ジソブです。お久しぶりです。お元気でしたか?」と流暢な日本語で挨拶。
「生まれて初めてこんなに多くの人の前に立ってとても緊張しています。少々失敗しても皆さん、許してください」と愛らしいコメント。
会場はもう瞳キラキラ、胸キュン状態です。

司会のキム・テウさんとのトークでは
ドラマ撮影の秘話として、オーストラリアロケは実は「とても寒かった」こと、お母さんとのシーンでは全て記憶に残っており、「大変でまた、辛かった~」と告白。

ここでゲストの、『ムヒョク』日本語吹き替えの桐本琢也さんが登場。(オープニングで声の出演済み)
ソ・ジソブさんが一番印象に強く残っているというナレーションのセリフ、
『一度だってお母さん、あなたを愛していなかったことはありません。お母さん、産んでくれて有難う。』
と切なく発すると、続いて桐本さんが日本語で披露。
「同じ俳優としてソ・ジソブさんに勉強させられた」と桐本さんが言うと、照れて下を向くソ・ジソブさん。
飾らない人柄が母性本能をくすぐります。
相変わらず汗をかいているソ・ジソブさんにキム・テウさんが
「ここでは、たくさんのお母さんやお姉さんに見守られてますから、リラックスしてくださいね。」と言うと、
「ここに居るのは、皆『ウンチェ』ですよ!!!」とソ・ジソブさん。会場の『ウンチェ』からは乙女の悲鳴があがります。
桐本さんとは「今度は同じ作品でご一緒したいですね!」と俳優同士、固い握手を交わしました。

トークコーナーの後は、挿入歌「あなたの存在(原題・巨人)」をうたう、Jさんの唄にしばし酔いしれると
白いソフトジャケットにグレーのTシャツ、シルバーのパンツに着替えたソ・ジソブさんが登場、
フォトセッションがはじまります。カメラマンのリクエストに応えて手を振る姿を皆うっとり。


その後は気になる質問コーナー。
ー「結婚願望はありますか?何歳くらいで?」
いたずらっぽく「結婚は止めましょうか?」
「いつかはしないと。するなら35歳すぎだとおもいます。今の仕事が好きなので結婚はその後でしょう。」とまじめに。
「ソ・ジソブさんの嫌いなもの、怖いものは?」
「嫌いなものは嘘」と男らしい姿をみせてくれたと思えば、「怖いものは年や外見に合わず虫です。」
これには会場は笑いの渦。
「今後やってみたい役は?」
「『ごめん、愛してる』のような皆さんの記憶に残るドラマの役がいいです。又、鳥肌が立つ位の悪役も
してみたいです。」と俳優としての意気込みを語ってくれました。

質問が終わると『ごめん、愛してる』カルトクイズ!!!
ソ・ジソブさんもずっこける程のコアなクイズの勝者15名には、素敵な贈り物(写真集、ドラマDVD,ニットキャップ、鏡、Tシャツ) に
サイン、そしてハグ(!)のプレゼント!!
イベントのチケットがご主人からのプレゼントと嬉しそうな奥様と壇上で記念の写真や、震えるがとまらない女性の手を握ってあげたり、とファンの胸を鷲掴みのソ・ジソブさん。最後の一人には贈り物がなくなってしまい、「ではこれを!」と自分の指にしているピンキーリングを抜いて彼女の指に入れてあげるに至っては、会場からは羨ましい~と悲鳴の嵐。

興奮冷めやらぬ会場に イ・ヨンハさん、イ・ヘヨンさん、イ・ナヨンさん、sg WANNA BE+ らからの
温かいビデオメッセージが上映され、最後に「私にとっても弟のような存在である、ソ・ジソブさんとの時間を楽しんでくださいね」と言うペ・ヨンジュンさんが映しだされると会場はヒートアップ。

主題歌「ヌネコッ(눈의꽃)」(雪の華)をうたうソ・ジソブさんが上下ブルーのスーツ姿で登場し、すると5,000人の会場からは、耳を劈く歓声があがります。一番はハングルで、2番は日本語で甘く切なく唄い上げる彼の上手さ(歌も、日本語も!!)に感動。会場の『ウンチェ』達はドラマの世界に酔いしれます。

ソ・ジソブさんは最後に会場の一人一人と目を合わすように、愛しそうに見渡すと、
『今日は本当に有難うございました。皆さん、愛しています! ヨロブン、サランハダ!』と叫び、ステージを後にしました。その時、彼の瞳は涙で潤んでいました。

『本当に愛していれば、年は関係ありません!! 本当に愛していれば国境も関係ありません!!』

と言ってくれたソ・ジソブさんの言葉通り、「ムヒョク」の、いえ、ソ・ジソブさんと私たちの愛も年を越え(?)国境も越えたことを確認した
イベントとなりました。


〈取材:鈴木恵美&Invicta〉

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