ASIAN STAR


【配役】
チャ・ムヒョク(ソ・ジソブ):生まれた直後に捨てられ、オーストラリアに養子に出されるも何度も裏切られ辛い経験をもつ。ケンカ早く手が付けられない性格。ウンチェとの出会いで運命の歯車がかみ合っていく

ソン・ウンチェ(イム・スジョン):純情だか正義感が強く、人を包み込む暖かさがある。ふとロミオとジュリエットのセリフをつぶやくように、ユンに憧れを持っているが、ムヒョクに出会い、運命に翻弄される。

チェ・ユン(ジョン・ギョンホ):韓国のトップ歌手。そして親子の絆が強く、母はユンがいないと生きていけない。ミンジュの事を思い続けカップルになるも、ウンチェを頼りにしている。ムヒョクとの出会いが歯車を廻し始める。

カン・ミンジュ(ソ・ジヨン):
韓国のスター。恵まれた環境に育ちプライドが高い。ユンの思いに応えるも、他の人が気になる様になるが、歯車に巻き込まれる。


【背景】

韓国ドラマ「ごめん、愛してる」は韓国語タイトル「ミアナダ サランハダ」から「ミサ廃人」と呼ばれるファンが出て来る程、根強くファンの方に愛され、登場する人物それぞれの様々な愛、ムヒョクとウンチェの魂が求めあう、狂おしい愛が胸を掴んで離さないドラマですが、その背景には韓国が抱える、海外養子縁組があります。実際に2006年トリノオリンピックモーグル3位のアメリカのトビー・ドーソン選手が海外養子で、実の両親を探す為に努力していた事は、有名な話となりました。
韓国は今でも海外養子縁組が多い国です。
理由としては、儒教思想が厳格な血筋の問題と、身体障害児に対しての差別がある為です。
始まりは、アメリカで朝鮮戦争後、戦争孤児の養子縁組の受け入れ態勢をとり、当時の韓国は、日本による植民地支配・朝鮮戦争での貧窮と戦争孤児たちに十分な食料・医療が提供出来ない為、この制度を受け入れました。
その後、~70年代は貧困家庭の子供、80年代~は私生児 と変貌し、
そして、身体障害児も数多くいます。
又、受け入れる側へも補助金が支払われますので、勿論純粋に里親を希望している人が大半ですが、補助金目当てに里親になる人がいるのも現状です。
現在の韓国は、社会問題と捉え少しずつ減少しています。


【「ごめん、愛してる」への熱いコメント】

日本では放送される前に、字幕無しで見ました。どんどん引き込まれていって、最後は「ミサ廃人」となっていました。私にとっては、このドラマは一生忘れることが出来ないドラマです。
最後に1人で旅立ったムヒョク。そしてウンチェのムヒョクへの愛。まさに、ジソブ=ムヒョクでした。
彼の目の演技、吸い込まれそうでした。言葉がなくても目で演技してます。
地上派でミサが放送されると聞いた時これで、沢山の人に見てもらえる!と思いました。
ジソブの声が心の中まで入り込んでいたので、吹き替えの声はどうだろう?始めは正直少し違和感があったのは確かです。しかし、回を重ねてくるうち桐本氏の熱演に引き込まれました。
先日のイベントでも、お2人のナレーション素晴らしかったです。桐本氏のお人柄が出てました^^お2人は気持ちが通じ合うところがあったはずです。(rie★)

前略、チャ・ムヒョクさま・・・今あなたは幸せですか?
私は時々こんな手紙を書きたくなります。
抑えきれない怒りを胸に秘めながらも、求めてやまない母の愛情。愛されることをあれほど強く望んでいたのに、ムヒョクの愛は受けるより、大切な人を守る愛でした・・・私は切なさに流した美しい一筋の涙を決して忘れません。ムヒョクの母を見る眼差しの鋭さと悲しみ、ウンチェに少しずつ心を開いていく柔らかな笑顔、そして寂しそうな後姿。ムヒョク以外の誰でもない存在感に、俳優ソ・ジソブさんである事を忘れて一緒に苦しみ一緒にささやかな幸せを感じました。
今そのムヒョクに日本のムヒョクが寄り添うように立っています。俳優であり声優である桐本さん演じるムヒョクはまたもう一人の魅力的なムヒョクを作り出したと思います。(teatree)


〈取材:Invicta〉

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