映画祭ルポ

第４３回大鐘賞映画祭は、『王の男』が圧勝！

７月２１日、ソウル三成洞ＣＯＥＸコンベンションホールで開かれた第４３回大鐘賞授賞式では、映画『王の男』が７部門を受賞した！
『王の男』は（、ビックリする事に）、大鐘賞全１９部門中、過去最高の１５部門にノミネートされていた。授賞式でいくつの賞に輝くかが、世界中に注目されていた。
本当は、男女人気賞（カン・ソンヨンとイ・ジュンギ）と海外人気賞（イ・ジュンギ）を含めれば１０部門となるが、ＳＢＳプロダクション関係者の見解より、「ふたりが受賞した人気賞は個人に向けたものなので、『王の男』の受賞は７部門とのこと・・・

『王の男』の出演者・監督 （左からカム・ウソン、ユ・へジン、カン・ソンヨン、イ・ジュンギ、イ・ジュンイク）

受賞したのは、最優秀作品賞、監督賞（イ・ジュニク）、脚本賞（チェ・ソクファン）、主演男優賞（カム・ウソン）、
助演男優賞（ユ・ヘジン）、新人男優賞（イ・ジュンギ）、撮影賞（チ・キルン）。
ちなみに、大鐘賞映画祭の過去最多受賞記録は、『カッコウの啼く夜　別離』が１９８０年に樹立した９部門制覇だった。
とはいえ、１２００万人を動員し、韓国映画史最高の興行記録を持つ『王の男』のパワーを再認識させた授賞式となった。

Epoch-Entertainment  Korea