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映画「デュエリスト」 ― カン・ドンウォン演じる、刺客の究極の愛とは ―
映画「デュエリスト」 ― カン・ドンウォン演じる、刺客の究極の愛とは ―
2006年4月17日「デュエリスト」来日記者会見 / 帝国ホテル 富士の間 取材350名 11:00~
2005年韓国映画界にて数々の賞を受賞した映画、「デュエリスト」の日本公開(4・22 丸の内プラゼール他)を 前に、「情け容赦なし」にて国際的に有名な イ・ミョンセ監督と 、主演「チェオクの剣」など常に韓国で出演作が 大ヒットの女優 ハ・ジウォン、「オオカミの誘惑」など今韓国の若手人気№1俳優、カン・ドンウォンが 17日ジャパンプレミアム試写会の為に来日し、記者会見を行った。

映画「デュエリスト」は、朝鮮王朝時代の職務に情熱を注ぐ、女刑事ナムスンと、捜査中に出会った“悲しい目”をした刺客(カン・ドンウォン)の究極のラブストー リー。

全編を通してのカメラワーク、映像美、そして主演二人の、美しく官能的でもある、闘い(デュエル)のシーンは今までには類をみない表現である。 その愛を交わすような決闘のシーンの為の準備、役作りについて二人は、

カン・ドンウォン
  「とにかく、監督の注文に忠実に演じることを心がけました。今回の(“悲しい目”をした刺客)にはセリフが少なく、舞踊で感情を表すシーンが多かったので、舞踊の練習に重点をおきました。特に練習したタンゴは息をあわせないと踊れませんので、二人が親しくなる良い機会でした。あまりに親しくなりすぎて、目を合わせると、笑いが出てしまって(笑)」

ハ・ジウォン
  「監督と二人で今までの史劇の女性のイメージを破る、ナムスンという人物像を一つ、一つつくりあげていく準備期間が大変でした。私は体が小さいのですが、男性のように強いイメージをつくるのに苦労しました。」

と時折目をあわせ、笑いあいながら話す。 
この作品は韓国公開作に再編集を行っている。

イ・ミョンセ監督
  「監督として 映画をもう一度編集する機会を与えられるのは嬉しいことです。 日本のバージョンはより感情的、情緒的に二人のラヴストーリーを際だたせるよう、余分な部分をカットしました。」

6月には フランス約120館で上映を予定しているが、フランスではフランスバージョンで公開するそうだ。その他、ドイツ、イギリスでも、各国の感情的な部分にあわせ、再編集し公開が予定されている。どう編集が変わっているのかも、見比べたいものだ。

劇中の役どころとは違い、長い手足を持て余すようにやんちゃに動くカン・ドンウォンと、しっとりと女性らしいハ・ジウォン、公開にむけての自信を感じさせるイ・ミョンセ監督のチームワークの良さを感じさせる、終始和やかな会見であった。

その後、20時より場所を丸の内ピカデリー1に変え、ジャパンプレミア試写会が行われた。 800人の熱気のなか、舞台挨拶では、「すぐ恋におちているように、展開が早いので見逃さないで下さい。」 という監督の言葉にうなずきながら笑う主演二人。
黄色い声援にも、「日本での人気には実感がわかないんです。」と照れるカン・ドンウォン。
キャンペーンソング、「こころ」を唄うカノンの生ライブでの澄んだ歌声が花を添えた。
< 取材 : 鈴木えみ >
  動画:フォトセッション
デュエリスト記者会見フォトセッション1
 
掲載終了
 
 
デュエリスト記者会見フォトセッション2
 
掲載終了
 
 



  映画「デュエリスト」来日記者会見写真

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