「日本で開催できて幸せです・・・ソン・スンホン芸能活動10周年記念イベント」



ソン・スンホンが16日、さいたまスーパーアリーナで芸能活動10周年記念イベント『10 Through The Time 10年の時を経て・・・』を行った。客席を埋め尽くす1万7千人のファンが晴れの日を祝った。

2006年に兵役を除隊後、2007年は映画『宿命』の撮影に専念していたスンホンが日本のファンの前に姿を表すのは去年のファン・ミーティングから1年ぶりだ。少しでもファンに近づきたいという本人の希望で、ステージは360度の方向からファンに顔見せできるセンター・ステージ型にセットされた。



オープニングのフラッシュ映像が流れ、湧き上がる歓声の中、アリーナの花道から待望のスンホンが登場。歓声が狂喜の悲鳴に変わる瞬間だ。ステージに登壇し、ゆっくりと一周。四方に深々とおじぎをする。続いて10年間好きな演技を続けてこれたこと、それを支えてくれたファンに対する感謝の意を述べた。





クォン・サンウと共演の映画『宿命』についてのスペシャル・ムービー・トークでは作品のハイライトと、秘蔵のメイキング映像が流れた。今までのスンホンのソフトなイメージを払拭、タフでワイルドな姿を見て欲しいと言う。アクションシーンの連続で、撮影中にあわや大怪我をするところだったというハプニングを告白。また、プライベートでも親友であるサンウとの共演について、「敵対する役柄なのに、実際仲が良すぎて、目が合うと噴出しそうになって困った」というエピソードも。『宿命』は3月20日に韓国で公開される。
今後の活動として、MBCドラマ『エデンの東』に出演することを発表。制作費30億円を費やしたスケールの大きい作品で、春先に日本でも撮影が計画されているという。こちらもハードボイルドな役柄でこれまでのスンホンのイメージを覆す。

本人には内緒で、ファンから彼へサプライズ・プレゼントが準備されていた。2万7千人による大合唱、『10年が経っても』である。スンホンが入隊前に出演が決まっていたMBCドラマ『悲しき恋歌』の挿入歌として歌った想い出の曲である。最初は戸惑いつつ聴いていたが、ついには言葉もでないほど感極まわる。



最後の挨拶は手紙を用意。芸能生活10年を経て、今の自分があるのはひとえにファンの皆様あってのこと。心から感謝している。特に多くの温かい日本の皆様に支えられてきた。今日この10周年記念イベントを日本で開催することができて誇りに思う、心から愛しています、と。ファン思いの彼の真心が確かに伝わった。
続いて心をこめて「サランハムニダ -愛しています-」を歌い上げ、心のこもった歌声に会場が酔いしれた。




その後彼は退場したが、アンコールの声に応えて再び姿を現したのはなんと気球にのっての登場だ。
会場のファン皆の近くにいきたい~という彼の思いが伝わり演出に会場は悲鳴のような歓喜の声。




最後に「また会いましょう」というメッセージを残し記念すべきイベントは幕を閉じた。



本イベントのDVD、ビデオの発売が決定した。発売日は5月23日、
タイトルは「10 through The Time ソン・スンホン ジャパンファンミーティング2008」
(¥8,190円、販売:アミューズソフトエンタテイメント)


「ソン・スンホン」写真展 It’s time for…
~太陽の輝き~ 開催記念サイン会

動画 / 画像

2008.2.19
[ 記事:Epoch-Entertainment - Emi Suzuki ]

このページのTOPへ