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チュ・ジンモが舞台挨拶に登場!
『霜花店(サンファジョム) 運命、その愛』ジャパンプレミア

20日(金)、東京・シネマート新宿にて映画『霜花店(サンファジョム)運命、その愛』の主演アジアンスター チュ・ジンモが〈韓流シネマフェスティバル2009~約束 YakSok~〉のオープニングに合わせ来日し、舞台挨拶に登壇した。


本作品は高麗時代末期を背景に、危険な愛に身を投じた3人の男女が辿る悲劇的な運命をロマン溢れるタッチで描いた歴史絵巻。韓国では動員400万人、韓国時代劇歴史興行成績第2位の超大作にして話題作である。
日本での舞台挨拶の経験は初めてであるというチュ・ジンモは日本のファンと取材陣に囲まれ、緊張を隠せない様子。時折はにかんだ様子を見せつつも、始終にこやかな表情で舞台挨拶を行った
初めて公式に日本のファンの前に姿を表し、日本でもこんなに沢山の方に声援を送って頂いて嬉しいというチュ・ジンモ。客席から飛び交う呼びかけに応じて微笑み、頷き、手を振るなどアジアン☆スターファンに対して誠実な姿が印象的だ。
重大な決断を下しながらも自らの決断に揺れるという、複雑な心情を抱く高麗王の役どころのオファーをもらった時、躊躇することなく出演を心に決めたという。
また、話題になったチョ・インソンとのラブシーンについては、これまでのどんな作品より悩むところが多かったそうだ。インソンとはかねてから親しい仲間であったこともあり、撮影中は信頼することができた、インソンは何事にも全力で一所懸命に取り組む俳優である、と入隊中の共演者をねぎらった。
映画の見所としては「王の最後のセリフ」に注目して欲しいそうだ。この一言をいいたいが為に出演を決意したようなものだと。そして観客の方にもその言葉を心に刻み、いろいろと感じてほしいという。
クローズアップの多いカットにプレッシャーは感じなかったのかという問いには、テクニカルな演技ではなく、王の感情を包み隠しつつ“目”での演技を心がけたと述べる。これまでのどの作品よりもいつになく気持ちを抑える演技が求められ、難しくもあったがやりがいがあったそうだ。
チュ・ジンモは本作品で百想芸術大賞 映画部門 最優秀演技賞を受賞。



『霜花店(サンファジョム)運命、その愛』は2010年2月6日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋 他全国順次ロードショー。
出演:チョ・インソン/チュ・ジンモ/ソン・ジヒョ/イム・ジュファン/監督・脚本:ユ・ハ
撮影:チェ・ヒョンギ/美術:キム・ギチョル/音楽:キム・ジュンソク
2008年/韓国/カラー/133分/シネマスコープ/ドルビーSRD/原題:霜花店
英題:A FROZEN FLOWER/字幕翻訳:大塚穀彦
配給:SPO


2009.11.28
[ 記事:Epoch-Entertainment/S ]