ASIAN STAR
NEWS
Latest NEWS
 

チョ・インソン2009ファンミーティング
―Thanks a Milion ~感謝をこめて―

4月に入隊を控えた俳優チョ・インソンが大阪につづき、3月5日東京でファンミーティングを開催した。

今か今かと登場を待つファンの前にスタイリッシュな彼の映像が流れ、ギターを弾くシルエットが舞台中央に映し出される。直後チョ・インソンが姿をあらわすと、途端に会場は割れんばかりの歓声に包まれた。

ギター演奏と歌、というサプライズなオープニングは「緊張してリズムをうっかり。」というおまけ付き。
大阪でも完璧、いままでもオープニングで失敗したことがなかった?という彼曰く「この瞬間は貴重です!」
続けて「歌の才能は隠すのが大変でした。母も泣いていましたが今日は頑張ってみました。それにギターは演奏したのですが・・・スタッフの手違いで・・」とコードが繋がっていない!?ギターをみせて会場を笑わせた。

オープニングの後はテーマに沿って俳優として歩んだ10年間を振り返ってのトーク。
小学生時代にもらった沢山の賞状の話や、昔は歌手を夢見たが(会場からの「エーッ」の声を受けて「だからならなかったでしょ!!」)その後はチョン・ウソンに憧れて俳優を目指した事などをチョ・インソン独特の茶目っ気たっぷりの話ぶりで披露した。

途中、現在韓国版「花より男子」に出演中の俳優であり、学生時からの旧友でもあるキム・キバンが登場。
「口が達者でクラスで人気物だった僕にインソンは全く関心を示しませんでした。すごく格好がよくて。
僕から「友達になろう」といったんです。」と話すと隣のインソンがちょかいを出す・・・というように
親友との息の合ったトークで笑わせた。


ドラマや映画に数々の出演作があるが 映画「卑劣な街」では大韓民国映画大賞で主演男優賞を受賞。
映画俳優として確実に実力と存在感を増している。
昨年末に公開、未だ観客動員数を増やしている映画「霜花店」の話に至り、現在韓国での上映にも関わらず会場のファンの多くが「観ました!」と手を挙げると、やや照れたように『では僕のすべてを見たんですね~』(「霜花店」では大胆なベッドシーンが話題となった)とおどけた。

イベント後半にはなんと!自ら客席に降り、ファンに声を掛け、握手をしたり、質問に答えたり、またインソン自身でファンの姿をカメラに収めたり、と2階席の隅々まで周って歩いた。
個人的に日本を訪れた際に知り合ったファンに親しく声を掛けたり、以前一緒に仕事をした記者に気が付くと、戻ってきてまで丁寧に挨拶をしていた姿が印象的だ。また70歳過ぎのファンが「もう死んでもいいです!」と言うと、「そんなことを言わないで。また2年後に会いましょう」と温かく笑いかけた。

ここで自ら撮った写真やファンからのメッセージカード、またファンから贈られた歌のプレゼントや大切な思いはギターケースのタイムカプセルにいれて2年間保管しておくという。


その後、「歌詞が僕と皆さんの関係に似ていると思います」という歌『ふたり』をファンへプレゼント。
途中感極まって歌えなくなってしまうと、客席から「頑張って~」という多くの声が響いた。
「皆さんとの出会いの場をどうつくるか悩みましたが、皆さんと心のこもった時間を過ごすのが一番いいと
思いました。隅々まで行き届かなかったかもしれませんが、この気持ちをどうか受け止めてください。
クールに決めたかったのに・・・・泣いてしまいました」の言葉に会場のファンも胸が熱くなった。
「城壁の役目をしてくださる皆さんのお陰で僕はヤンチャをしていられます。これからも少し高い所で僕を見守り背中を押してください。僕がここに存在している理由は皆さんのお陰です。これからも僕が存在できるように
たくさんの愛を送ってください。2年後に会いましょう。傲慢な俳優にならないようにこれからも努力していきます。」と最後にメッセージを残し惜しみない拍手の中、会場を後にした。

歌リスト
①オープニング曲: <考え>KIM C
②キバンとのデュエット曲: <Fallimg Slowly>
③ラストの曲: <二人>ソン・シギョン

※このイベントの模様が収録されたDVDは6/12発売予定

主催:㈱フラウ・インターナショナル http://www.frau-inter.co.jp/


2009.3.13
[ 記事/ Epoch-Entertainment Emi. S ]