カンタ(KANGTA)「こんなコンサートは初めてです」



2007年10月8日 東京 昭和女子大学 人見記念講堂にて、日本でも放送された「ラブホリック」に出演し、昨年台湾のF4ヴァネスとのユニット「カンタ&ヴァネス」で中国でも大人気のK-POP歌手カンタ(元H.O.T)のJAPAN 1st コンサートが、開催され、リハーサル後に記者会見が行われました。

30分遅れでスタートした記者会見に登場したカンタはオープニングの衣裳で登場。「韓国や中国ではない、今までと違った僕の魅力が発揮できるコンサート。心から歌いたいと願う曲を歌う演出を自身で行いました。」とプロデューサーで参加した事を語り、「このコンサートでロマンティックな姿を見せたい。軍隊に行く前の感傷的な・情緒的な・ロマンティックな部分を。軍隊に行った後はより成熟した部分を見せたい。」と来年兵役に行く事をほのめかし、途中記者からの「人生設計は?」の質問には、カンタさんも記者も笑ってしまう一幕もありましたが、「兵役後、結婚し新しく成熟した姿を見せたい」「今の様に舞台やカメラの前にいたい」と兵役に対する複雑な心境を覗かせました。



続くコンサートでは、カンタのシルエットが映し出された瞬間に、客席からは「アン・チリョン(カンタ本名)」コールと歓声が起こり、白いペンライトが揺れます。ダンスナンバーを2曲披露した後、「勢いのあるのはここまで。今日は穏やかなコンサートの予定です。座ってください。」と会見で話していた通り、ここから今までとは違ったコンサートが始まります。
自身が好きだというジャズ。途中ダンスナンバーをはさみ、今度はアコースティックと聴かせます。
曲の途中で左右にペンライトを振る合図を。客席も合図に答え左右に振りますが急に客席に近付き「逆ですよ」と。それだけ落ち着いて客席を見る余裕があるのでしょう。
即興で曲を作るコーナーでは、ピアノ演奏のソン・グァンシクさんが、「今日のコンサートの気分を、歌で表してください。」と…
“この瞬間を永遠に僕も覚えています。そして、忘れられないでしょう。”
と歌うと、「余りにも幼稚でしたか?」とテレながらおどける姿に客席からも暖かい拍手が。



「こんなコンサートは初めて。」と話すカンタ。アンコールでは、H.O.T時代のダンスナンバーをノリノリで登場。しかし突然曲が止まり、目をパチクリさせ、どうしたの?と固まっていると、袖からバースデーケーキが登場。10月10日が誕生日という事でスタッフが用意したサプライズ演出も飛び出し、ファーストコンサートのお祝いにBoA、IVY,東方神起,Super Junior,神話のヘソン&ミヌと豪華メンバーがビデオメッセージが寄せられました。

8日の東京は、雨のち曇りとハッキリしない天気でしたが、「東京の空って雰囲気があるな、と今朝、ホテルを出たときに思いました」とステキな感性を持っているカンタ。しかし今回本人の口から「来年、軍隊に行きます」とファンへ報告があり、モニターに映し出されたメッセージでは「夜も眠れないくらい悩んだ…人生の岐路に立っている…苦悩の中心にはみなさんとの別れが…」等、悩み・苦み・不安をあらわし、それでも最後には「どんなに月日が流れても、僕の気持ちは変わりません。」とファンへ約束をし、静まり返っていた客席からは惜しみない拍手が起こりました。


セットリスト

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コンサート写真

記者会見写真

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2007.10.9
[ 記事・写真:Epoch-Entertainment Japan ]

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