8月30日（土）、都内・某所にて『花君 STAY WITH YOU 2008』が開催され、ドラマ出演者のウーズン（飛輪海）、ジロー（飛輪海）、そしてタン･ユージャがスペシャル・イベントに登場した。
本イベントは、アジアを席巻する次世代スーパーアイドル「飛輪海」（フェイルンハイ）メンバーのウーズン＆ジロー主演ドラマのDVD『花ざかりの君たちへ～花様少年少女～』を購入した方全員を対象に開催されたもの。連日の雨のなか、全国から集合した熱狂的な花君迷（ファン）たちがウーズンたちの来日に心を躍らせた。

イベントに先がけて、午後からウーズン、ジロー、タン･ユージャを囲んでマスコミ向けの
フォトセッションと取材が行われ、ドラマ撮影時のエピソードを中心に和やかな雰囲気の中すすめられた。

― 「花君」は日本でもドラマ化されましたが、皆さんはご覧になりましたか？
　　 （見たとしたら）役作りの参考にしたことは？又は逆にやりづらかったことは？

ウーズン：　台湾でドラマ化した時は日本版ドラマはまだ出来ていませんでした。原作の漫画は楽しく読みました。
ジロー：　脚本と漫画を交互に読んで、具体的なシーンのイメージづくりを行いました。

― 皆でお酒を飲みに行きましたか？ウーズンはドラマ中でお酒を飲むとキス魔に変身する役でしたが（笑）

ウーズン：　（キス魔になる素振りで記者を笑わせる）　食事や遊びに行ったりはしましたが翌日の仕事に差しさわりがあるといけないのでお酒はあまり・・・。でも日本に来たときは梅酒をいただくのが楽しみです。

― 今日もステキなファッションのポイントは？特にユージャさんの胸元が気になります（笑）

タン･ユージャ：　（大きく開いたVネックの胸元をあわてて隠す）
ウーズン：　（胸元を隠そうとするユージャの邪魔をして「もっと見せろ」と言わんばかり）
タン･ユージャ：　別の衣装を用意していましたが、こちらの気候にあわないということで急遽日本でこれを買ったんです。
ジロー：　僕たちはそれぞれ汗の出る場所が違うんです。僕は腕、ユージャは胸元が汗っかき。
タン・ユージャ：　ウーズンは・・・汗腺がありません（笑）。
ジロー：　だからこういう衣装になりました。
　 ※ジローはノースリーブ、ユージャは深いＶネック、ウーズンは肌露出なしといういでたち。

― 撮影時を振り返って印象に残るエピソードは？

ウーズン：　（瑞稀役の）エラが倒れて、僕が胸を触ってしまって女性だということが分かるシーンはファンの人たちが沢山見ている中で芝居をしました。だから恥ずかしくて何度もＮＧを出しました。
ジロー：　僕はその時保健室に走ってゆく役でした。ウーズンのおかげで何度も走りましたよ（笑）。
タン･ユージャ：　学園祭のシーンで、みんなでケバいイケイケギャルのコスプレをしたシーンの撮影が楽しかったので忘れられません。みんな自分を捨ててなりきっていました。DVDの特典映像にその時の様子が入っていますよ。
ジロー：　僕はやっぱりスポーツのシーンですね。僕がサッカーをして、ウーズンが高跳びをしました。よりリアルに、と、それぞれプロのコーチの指導を受けました。おかげで僕は元々できなかったサッカーができるようになり、ウーズンも同様です。

― 今日は残念ながら来日していないエラ･チェン（瑞稀役）さんに向けてメッセージを。

タン･ユージャ：　日本食は本当に美味しいのに、来れなくて残念だね。
ウーズン：　エラは鍋物が好きだけど、日本はすき焼きが美味しいよ。次回は来れるといいね。
ジロー：　今回僕たちが日本で食べた美味しい物の写真をいっぱい撮ったから今度見せるよ。

― このドラマをもう一度撮るとしたら、今度は何の役をやりたいですか？

※難しい質問に3人は苦笑い
タン･ユージャ：　瑞稀を演りたい。僕は物静かなタイプでドタバタが苦手なので、瑞稀のような明るいキャラを演じて自分を克服したい。
ウーズン：　僕も瑞稀を。でも、僕の役は勇気を出して高跳びにチャレンジすることでみんなにも勇気を伝えたい、という点で佐野泉役を演じることができてよかったと思います。
ジロー：　スケジュールの都合もあってろくに準備ができないまま始まってしまったドラマだから、もし撮り直すことがあったら今度は充分に準備をして、同じ役（中津役）を演じたいです。あとは、裕次郎（犬）もいいかな（笑）。
ウーズン＆タン･ユージャ：　犬は出番が少ないから楽だと思ってるだろう？演技させるの結構大変だったんだぞ。
　　　　　　　　　　　　　　　　 （一同笑）

息のあったやりとりの中、イベント開始の時間が迫ると、緊張感を残して３人はスタンバイに急いだ。

続くイベントはドラマ仕立ての演出。この日をドラマの舞台・桜咲学園の入学式に見立て、会場に集う花君迷たちは女子高生という設定だ。そこへウーズン達がドラマ本編の主人公であるエラ･チェン演じる芦屋瑞稀を探しにやってくるというもの。
始業式のチャイムとともに今回来日を果たせなかったエラ･チェンのビデオメッセージがはじまり、保健室の先生による3人の持ち物チェックのコーナーへ。
各自のカバンやポケットからはキャップやキーホルダーなどが「没収」され、プレゼントに回される。
「瑞稀を探せ」と題するコーナーでは客席の座席の下にあらかじめ隠されたがラスの靴を求めて3人の王子たちが客席中をぐるぐると探し回り、会場はもちろん興奮のるつぼ！！

超・難関の倍率を勝ち抜いたシンデレラガールは3人それぞれからバラの花束と共に愛のメッセージが贈られ、ハグまでされて倒れそうに。

事前に出されていた「夏休みの宿題」として、「『花君』で好きなシーン、または生で見たい佐野泉、中津秀一、難波南の演技を教えて！」という課題レポート提出者の中から、優秀者として選ばれた３人がウーズン、
ジロー、タン･ユージャと『花君』のワンシーンを共演。
３人のサービス精神たっぷりな演出に、ファンからは悲鳴に似た声と共に笑いが溢れた。
　 イベント終盤にはウーズンとジローがドラマ挿入歌の「超喜歓你」を、タン･ユージャが「愛我」を歌い、会場には黄色い歓声がこだました。エンディングでは舞台と客席が一体になってドラマの主題歌「怎麼辦」を歌い上げ、仕掛けいっぱい、盛りだくさんのイベントが幕を閉じた。