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キム・ヒョンジュン『時間が止まるその時』ドラマファンミーティング レポート
時間を止めることができる男と、その男が止めた時間に入ってきた女性との出会いと交流を描いたファンタジーロマンス、『時間が止まるその時』のジュヌ役で4年ぶりにドラマ復帰をはたしたキム・ヒョンジュンが3月3日の大阪に先駆け、2月28日パシフィコ横浜にてドラマファンミーティングを開催した。

時計をデザインした舞台上段の中央よりキム・ヒョンジュンのシルエットが浮かび上がると、会場は割れんばかりの歓声。微笑みをたたえ、ゆっくり階段を降りるキム・ヒョンジュンがひとたび指をパチンと鳴らすと、会場の時間が止まる。そっと舞台からおり、静まり返り動きを止めたファンの間をジュヌの表情で歩く。身動き出来ないファンから、茶目っ気たっぷりにペンライトやカバンを拝借して舞台に戻ったキム・ヒョンジュン。改めて「パチン」と指を鳴らすと、「キャー」という歓声とともに、再び時間を取り戻した会場の空気が一気に熱を帯びた。


「ドラマ『時間が止まるその時』でジュヌ役を演じましたキム・ヒョンジュンです。改めてご挨拶いたします。日本で歌手キム・ヒョンジュンではなく、俳優としてご挨拶できる運びとなりました。コンサートのように、熱狂的なものではないかもしれませんが、静かな感動的な2時間になると思います。」と改めての挨拶と共にこの場に立つ喜びを語り、粋な演出から始まったイベントが本格的にスタート。

キム・ヒョンジュンは演じたジュヌについて 「時間を止める能力があり、そして孤独な人物です。骨董品を売り目標もなく生活をしていましたが、女性主人公のソナに出逢い今後の人生の意味を見出していく役です。」とし、最初に台本を手にした時の感想として「誰でも男性なら自分に超能力があったら・・・と、想像した経験があるはずです。女性はどんな能力がほしいもの? 歳をとらない能力とか?(笑)
僕は、時を止める、透明人間、手から火を出す、飛べる、瞬間移動の能力に憧れました。1番に憧れた能力をドラマを通じて体験させて頂き感謝しています。」と満足げ。
ドラマでは色々な超能力者が出てきますが、時を戻れるなら何時に戻りたい?の問には「僕は今日の自分がいいです。だって戻ったら、また今日までをやり直さないとならないし(笑)」とキム・ヒョンジュンらしいユーモア溢れる答えに会場も笑いが起こる。
また、「ドラマの撮影は色々な角度から撮るので、動きを止めいている方は目から涙がでたり大変そうでした。その中で僕はフリーに演じることができて幸いでした。」と撮影風景を語った。

ここで、神の手下、ミョンウンを演じたイン・ギョジンが登場。
「今日はヒョンジュン君と皆様にお逢い出来て嬉しいです!」とハイテンションの挨拶に、キム・ヒョンジュンは「いつもテンションを高くしてくれる先輩です。」と紹介。少し早めに来日した2人は、「一緒にゴルフをしたりして過ごしました。イン・ギョジン先輩は韓国の芸能人の中で1番にゴルフがお上手です。」と仲の良さを披露。「近いうちにファンサイト『HENECIA JAPAN』にゴルフをしたり、食事をしたりする姿をお載せしますね。」とファンを喜ばせた。


「僕の役柄は瞬間移動の能力があったんです。」とイン・ギョジンが演じたミョンウンについて語り出すと、すかさずキム・ヒョンジュンは「僕は瞬間移動の能力があったら温泉に行きたいです!理由は想像にお任せします(笑) 男性はそんなイタズラを想像しますが僕の歳になると犯罪になっちゃいますね(笑)」とおどけて会場を笑わせた。
息が合う2人の関係が始まって3年。
初対面時のキム・ヒョンジュンの印象は「カッコイイな。俺のものにしたいな。」だったというイン・ギョジンに対し、キム・ヒョンジュンは「重い感じの方に思いましたが・・・実際はスイートな方でした。一緒に演技をしたり親交を深めたのは3年ですが、もっと長い年月のように感じます。年数じゃないんだな、と思います。」と話した。 
MCの「何かキム・ヒョンジュンさんの暴露話をお願いします!」の振りに、イン・ギョジンは、「彼はよく水を飲むのでよくトイレに行きます(笑)お酒をのんだ時の姿?僕も酔っているからわからないよー。」と答え会場を沸かせた。

〈心に残る名場面〉についてイン・ギョジンは、時を止めている間にジュヌがブレスレットを奪っていくシーンを選び、その理由を「僕の眼球演技がすばらしいでしょ。」とし、キム・ヒョンジュンはソナが消滅するシーンをあげ、「ジュヌの感情がよく伝わるシーンで、美しく編集されていますね。」と語った。
前半ラストには
「このドラマで感じた恋の痛みを表現しています。ジュヌとして歌います。」とニューアルバム『NEW WAY』のタイトル曲『WHY』を披露しファンの心を捉えた。


後半は会場4,000人のファンから代表2人を選んでの〈演技再現コーナー〉からスタート。ファンにはドキドキの抽選だが、キム・ヒョンジュンは何枚も箱から抽選券を選んでは、「どっちにしましょうか?」など楽しんいでる様子。
「皆がソナですから、ジェラシーしないでね。」とお茶目にファンにお願いし、激戦の中で選ばれたファンを舞台に招いた。間近にみるキム・ヒョンジュンに最初は震えて声も出ないファンだったが、いざ本番となるとメガネをとって気合いの演技をみせ、キム・ヒョンジュンを唸らせた。また、きめ細かく演技指導をし、ファンを優しくリードした彼は、更に予定になかったシーン再現写真をカメラにおさめ、サプライズでプレゼント。会場からは思わず「羨ましい~」の声も。

その後は、キム・ヒョンジュン、イン・ギョジン、そしてOSTにも参加しているジェオブ(IMFACT)が歌で花を添えたセリフリーディングで、ドラマ『時間が止まるその時』の世界観を魅せた。

最後に「俳優として皆さんとお会いするファンミーティングはひさしぶりです。今後の演技活動の大きな糧となる1日でした。近くまた新しいドラマでご挨拶出来ると思います。一生懸命活動する、歌手、俳優でいたいと思います。毎日毎日愛しています。」との言葉をファンへ贈り舞台をおりた。

その後、握手会で絆を深めたキム・ヒョンジュンとファンの時間はこれからも続いていくだろう。



2019.3.9