3年ぶりの再会をファンが今か今かと待つ中、演技者チソンを振り返る映像が流れる。
そして「オッパー」の掛け声と共にチソンが登場！
「L-O-V-E」を歌い、リズムにのりながら、ミュージカルさながらの表現力でファンへ笑顔を届けるチソンにファンは大歓喜。「こんばんは。アニョハセヨ、チソンです。お久しぶりですね。皆さんお元気ですか？」の挨拶に会場から大きな歓声があがった。

〈あなたの悩みはなんですか？〉コーナーでは、ファンからの悩みに答えた。
「一人暮らし、男友達ばかりで彼氏いない歴25歳の長女。友達から恋人に進展するきっかけって？」のお悩みに、
「僕の娘が25歳になって彼氏を連れてきたら“別れろ！”と言いますね（笑）」と笑わせなから、「タイミングがあると思いますよ。その時が来るまでとことんお嬢さんと一緒に過ごしては？」と答え、先輩、後輩の仲から結婚に至ったイ・ボヨンとの馴れ初めを「入隊中の休暇で食事をし、話しているうちに本当に気に入ってしまって除隊するころお付き合いを始めました。直感で結婚相手と分かりました。」と披露。「7年の恋愛期間を経て結婚し、13年ずっと一緒にいますね。ついこの間4300日を迎えました！いまだに100日ずつ記念日を数えています。｣と相変わらずの愛妻ぶりをみせファンを羨ましがらせた。
また、「チソンさんとなかなか逢えない間に若い俳優さんに目移りしちゃって。ごめんなさい。」というお悩み？に、のけぞりながらも、「僕から離れられないように、ドラマを準備しなくちゃ！次回のファンミーティングでもそこの席に座っていなきゃだめですよ。出席簿がほしいくらい。ずっとこれからも僕と一緒にいてくださいね。もっと良い作品で皆さんが目移りしないように頑張ります。」と少々おどけながらも、更なる活躍をファンに誓った。
お悩みを披露してくれたファンを舞台に呼び、サイン入りOSTと優しくハグをプレゼントする紳士な姿に皆はうっとり。

〈チソンQ&A質問コーナー〉では
「イ・ボヨンさんの大ファンです。イ・ボヨンさんにはなかなか逢えないのでご主人のチソンさんに逢いにきました。」という声に、「若い俳優に目移りするよりはいいですね（笑）」と笑わせながら、2人目の出産を来月に控え風邪気味のイ・ボヨンを気遣い、また「体格や体力のある男性が出産できたらいいのに、、」と真面目顔。
また、夫婦間のケンカについては、話が合わない時はその日、その時に解決しようと心掛けているとし、「とにかく男性のいうことより、女性の言うことの方が正しいですね。」と笑った。

その後、舞台から客席に降り「友達のようなタメ口で｣ファンとやりとりする〈チソンクイズ～僕を当ててみて～〉では自らマニアックな質問を用意。
映画「宿命」の撮影のために除隊後6日後に現場に行き、共演者クォン・サンウやソン・スンホンをみて最初に言った僕の一言は？のクイズに、手を挙げるファンを当てながら客席を移動。「あ、芸能人だ！」という答えを導くまでの苦戦にチソン自身も苦笑い。「このクイズって面白い？」とのＭＣのツッコミに、「面白いと思ったのに・・・もっと用意しているんですが～後は来年に！」と締めくくった。

第2部は、ファンの近くまで歩み寄ってのフォトタイムから始まり、〈20th記念チソンアワード〉では、事前にファンが選んだベストドラマが発表された。1位に選ばれたのはドラマ『キルミー・ヒールミー』。チソンは多重人格を演じた同作について、「ふと、『キルミー・ヒールミー』に出演を決めた時のことを思い出しました。オファーを頂く6ヶ月前に偶然台本をみて、是非演じたいとおもいましたが、当時制作会社とテレビ局は20代の俳優を探していたんです。多重人格のキャラクターの中のヨソプとヨナは高校生でしたから、”どうやって演じるの？”と言われました。でも、20代の俳優達が7人の人格を演じるのに負担を感じたのか、6ヶ月後に廻りまわって僕の所にきました。20代の俳優を押しのけてね！そんなに歳も変わらないし（笑）」と懐かしそうに振り返り、演じるまでのエピソードを語った。

後半には出演したドラマのワンシーンやCMなどから出題する〈チソンマニアクイズ〉やドラマや映画のキャラクターを映像の一部で当てる〈キャラクター当てクイズ〉でファンと大いに盛り上がった。

最後には「僕はいつも皆さんにいつも逢いたいとおもっています。毎月でも機会があればいいと思うくらい。3年間この日を待ちながら遠く離れていても作品を楽しんで下さる皆様に感謝しています。」　と20年間の俳優人生をともに歩み、支えてくれたファンへの感謝を手紙で伝え、「サランヘヨ。愛してる！」とありったけの声で愛を届けて舞台を降りた。　誠実な人柄とファンへの愛に心が満たされた、そんなチソンのファンミーティングが幕を閉じた。