2018年10月19日 都内で韓国ドラマ「愛の温度」の主演を務めたヤン・セジョンのジャパン1stファンミーティングが開催された。
客席全員に緊張感が伝わるほど、緊張した面持ちで登場すると胸を何度も軽くたたいたり、なでたりしながら、も「みなさん、こんにちは、ヤン・セジョンです」と日本語で挨拶した。会場からの声援に「ヌナ達(お姉さん達)大好き」と伝えると会場のヌナ達は大喜び。
今回、初来日だというヤン・セジョンは、日本の印象について「落ち着いた雰囲気が自分に合っていると思う」と答えた。また、日本らしい食事をしましたか?と聞かれ、昨晩は「お寿司をたくさん食べました、あと、ビール」で、お寿司は大トロ、ビールはキリン一番搾りがお気に入りと答えた。
緊張した面持ちから徐々に柔らかな表情に変わってきた頃、本題の「愛の温度」のエピソードを紹介してくれた。シェフ役を演じたが、実際は料理を全くしないそうで、相当練習したとのこと。
ドラマの中での主要なシーンをファンと一緒に見て、ヒロインと初めて出会っていきなり告白する雨宿りのシーンや、電車の中でキスをするのシーン、ヒロインからの電話に泣きながら応対するシーンなどファンからの「キャー」という声もあってか、汗が止まらなくなったヤン・セジョン。額の汗を拭きとる姿もかわいらしくてヌナ達は大喜びだった。
撮影中は役に没頭してしまい、プライベートとの切り分けができないため、あまり人と会わないようにしているとのこと、今日ここにいるヤン・セジョンは、本来のヤン・セジョンです!と笑顔を見せた。
次は「何でも聞いてよ!」のコーナー。
ファンから事前に募った質問にひとつずつ丁寧に答えていくヤン・セジョン。
好きな食べ物は、ジェユクポックン(豚肉の野菜炒め)だと答え、風邪を引かれていたヌナには、温かいお湯を飲んでください、と優しいアドバイスまでした。最後に自分で質問を選びたいと言って選んだ質問は、「年上の方と付き合ったことはありますか?その時はなんて呼んでましたか?」だった。かなり困った様子だったが、「正直に回答します」と答え、当時の呼び方まで教えてくれた。
何を隠すことなく「正直に」と何度も言いながら答えてくれるヤン・セジョンに会場のヌナ達の眼差しがさらに温かく、柔らかくなった気がした。
一度、ステージを去ったあと、ヤン・セジョンは、ポール・キムの「Every day, Every Moment」を歌いながら再び登場した。歌詞の中のワンフレーズを日本語に置き換えて歌ったことにファンは驚いていただが、ファンへの感謝の気持ちを伝えたかったと話すヤン・セジョンに再度拍手喝采。
また、ジャケット姿から袖口にリボンが結ばれたシャツにロングベストでかわいらしい印象の衣装に替わったが、普段はジャージ等のラフなスタイルが多く、自分では今回の衣装のようなスタイルは選ばないと教えてくれた。
続いては、「セジョンはどうする?こんな時?」コーナー。
出されたお題を「あ」というセリフだけで演技をするといった内容だったが、自分のタイミングでどんどん演技するヤン・セジョンに会場から笑いと拍手が起こった。あまり考え込むことなく、直感で思うままに演技する姿を見ることができた貴重なコーナーだった。
最後は「さいころコロコロ」のコーナー。
こちらは、抽選で選ばれたファンがサイコロを投げて出た目のお願いをヤン・セジョンが叶えてくれるといったもの。お願いリストは、2ショット写真や手をつないで会場をお散歩、本人が選んだプレゼントをいただける等々、どれが出ても嬉しいものばかり。そして、選ばれたファンのお願いは、すべて希望通りに叶えられた。
どのコーナーもヤン・セジョンの独特のペースで進められ、見入っているうちにあっという間に時間が経ったといった印象。
最後にヤン・セジョンからサプライズが発表された。
なんと「今日は皆さんお一人お一人と握手をしたいと思います!」満席の会場から歓声が沸き起こった。
続けて、「とても楽しかったです。今日は来てくださってありがとうございます。皆さんどうか健康でいてください。そして、どうか幸せでいてください。また会いましょう」と締めくくり、キム・ジョハンの「愛に溺れたい」をプレゼントしてステージを去った。
終演後には、サプライズの握手会が開催され、ひとりひとりと直接触れ合って挨拶を交わしたヤン・セジョンとヌナ達は、最後の最後まで笑顔いっぱいで幸せな時間を過ごした。
2018.11.10 |