9年ぶりに日本の活動を再開させた キム・ジェジュン(JYJ)が社長と務める café de kave。
「ファンと幸せを共有したい」と昨年オープンして以来、渋谷センター街の好立地に加え、お洒落な雰囲気と様々なメニューやデザートで、ファンのみならず、多くの人のオアシスとなっている café de kaveがオープンから一周年を迎え、フランチャイズ展開を発表。8月31日都内にて事業説明会を開催した。
200名あまりの加盟店希望者が参加した中、
司会者の呼びかけに颯爽と登場した、社長キム・ジェジュン(JYJ) 。
「今日の事業説明会においで下さいましてありがとうございます。KAVE MALL をオープンしてちょうど一年経った時点で、これからどんな形で、どんな品質のものをいらして下さる方にお出しするか、また、楽しんで頂き、幸せを与えるような空間をどういう形にするか悩んできましたが、1周年の嬉しい気持ちをここで皆さまにお伝えする事ができてとても光栄です。」 と挨拶。
コンサートより緊張している、と頬を紅潮させるキム・ジェジュンは今日も仕事の後に駆け付けたとの事。
「もともと韓国でカフェをしていましたが、美味しい物を食べたり、飲んだりするのはそれだけで幸せでその瞬間のお思い出がつくれると思いますが、日本で待っていて下さる皆さんと、その気持ちを共有したくて日本でKAVE MALL をオープン致しました。」 と会場のたくさんの参加者に少々驚いた様子で語った。
ここで司会者から、cafe de KAVEビジネスプラン、フランチャイズの詳細が話され、その後トークの時間となった。
―kave café がオープンして一年となりますが、ジェジュン社長にとってどんな存在ですか?
「最初は小さいカフェにしようと思っていましたが、物件は大事ですよね。もしkave caféが隠れ家のような、たくさんの方々が探しにくい所にあったら、良い商品を作っても難しいのではないかな?と思いましたが、今回良い場所を探せたので、店の機材とか商品とか一つ一つ完成度が高いものを作らなきゃ!ということで、今の kave caféができました。 たぶん一人では出来なかったと思いますが、スタッフの皆が凄く一生懸命してくれたお蔭で、一周年迎えることができました。」
― kave café事業を始めたきっかけは?
「挨拶の時にも言いましたが、小さい規模で海外からいらしたファンの方が休める場所を作りたくて、韓国でカフェを始めたんですね。 それを“日本にもっていこう”ということだったんですが、やってみて一般のお客さんがいらして評判になると、ファンの皆さんのプライドも強くなるし、渋谷にいる外国の方も自然にいらしているのをみて、メニューを増やしたりしました。個人的に料理が好きで、美味しくないものを食べると、“まずいな”ともう食べないことが多いんですが、kave caféでスタッフが一生懸命つくってくれたものでも、まずかったらメニューから外したりしました。kave café のものは、食べておいしいのも大事ですが、写真を撮りたくなります。見た目も大事にしています。ドリンクメニューでは、僕のイニシャルの「JJ」をファンの方が喜んでくれたり、一般の方には、金の粉を使ったりとビジュアルもとても大事にしています。」
―そのために、いろいろなカフェにいって研究したりしますか?
「世の中で流行っているものをそのまま真似したり、レベルアップさせたものを出すのは、kave caféらしくないと思うんです。 kave caféの中でどんなものがいいか研究して、kave らしい独特なものを完成させていくのがkave café のマインドだと思っています。以前渋谷を歩いてみたら、カフェがあまり無かったんですね。あったとしても個性がない・・というが強い印象に残っていて。1階ではないので難しいんですけど、最初は値段が高い?と思って入りずらかったお客様も入ってみたら値段も優しいし、美味しいのでそれでお客様もどんどん増えてきたと思います。」
―様々なメニューの中でお勧めは?
「個人的には、サムギョプサルパスタじゃないかな。普通、パスタにはベーコンとかを使うんですが、焼肉の感じで乗せたサムギョプサルと味のバランスが凄くいいんです。僕もとても好きで周りに勧めています。皆、一番おいしいと言ってくれますね。ケーキもお勧めで閉店前には売れ切れてしまします。鮮度を大切にしているので多くは置けないんですね。」
―甘い物は好き?
「甘い物は好きじゃないんです(笑)。好きじゃないのに、つくって食べちゃう所が凄いですよね。本当に美味しくなかったら食べられないです。」
―カフェにはよく行きますか?
「月に3回くらいです。9月のスケジュールも3日しか休みがありません。kave caféには時間を使って行きますね。」
―フランチャイズ事業で押し出していきたいコンセプトは?
「身体の中に入れるものや、塗るものは一番大事だと思うんですね。品質が一番大事だと思っていて、品質の良い食べ物、飲み物、化粧品など、前から用意し、時間をかけています。完成度の高いものをつくりあげて、kave caféで食べて、飲んで健康のことを考えながら、精神的にも幸せになる、そして良い物を自分の身体や顔に使って、美しくなる気持ちも もっと満たされる空間にしたいという想いがあります。」
―「美」もプロでユースするということ?
「きれいになりましょう!」
―化粧品も楽しみですね。
「こういうビジネス的な話を言うと、“本業じゃなくて、ビジネスのことばっかり考えているんじゃない? ”と言われちゃうんですけど(笑)。 値段的にも優しいし、例えば、店舗を持ちたいと考えている人にとっても優しいと思うんですね。」
―インテリアのコンセプトは?
「インテリアの照明など、一つ一つ自分で選んでいます。インテリアは大事ですね。店に入りたくなるインテリアじゃないと、と思います。」
―これから出店したい場所は?
「前から、“大阪とか札幌にはないの?”等の声を頂いていましたが、まだ店舗を増やす時期ではないな・・・と思っていました。
今まで時間をかけて、やっと一周年を迎えるにあたり「店舗を増やそう」という段階になりました。次は新大久保店が決まっています。行きやすい場所ですよね。横浜店、大阪店もオープンの準備をしています。海外は中華圏を考えていますね。チェーン店になってもメニューやサービスは変わりません。」
―今後の目標、計画は?
「ここで、こんなことを言っちゃいけないんですけど(笑)
僕の本業、アーティストのジェジュンをしてもっと頑張っていきたいな、と思います。ここでは社長と呼ばれていますが、ソロ歌手としては日本でデビューしたばかりなので(笑) アーティストとして頑張っていきたいと思っていますし、頑張りながらも皆さまの健康と美しさに責任をもって、いろんな所で幸せを感じて頂けるような場所を広げていきたいと思います。フランチャイズを広げることも大事ですが、1店舗1店舗の管理がどれだけうまくいくか、というのが大事だと思うんですね。せっかくそこで店舗を出したのに、そこでストレスもらったらダメじゃないですか。管理もしっかり出来るように、kave caféのスタッフと一緒に頑張って取り組んでいきたいと思います。」
―起こしくださった皆様に
「僕にとってはとてもプレッシャーな場でしたが(笑)
本日は事業説明会にご参加頂きまして誠に有難うございます。これからどんな店舗になるか楽しみにしていますし、これでは止まらないと思います。お客様が求める美味しい、きれいな見た目のメニューも増えていくと思います。皆さんと力を合わせて、もっと満足をして頂ける、kave caféをつくっていきたいと思います。
今日は長い時間、ご参席頂きまして有難うございました。」
アーティストとして10月24日に 待望の2ndシングル 『Defiane』 の発売がきまったキム・ジェジュン。
アーティストとして、経営者として多忙を極める彼だが、そのエネルギーや発想の源はファンやお客様への感謝の想いなのだと、日本語で真摯に伝えようとする姿に感じた。 これからも、そんなキム・ジェジュンの想いを身近に感じるスポットが広がっていくだろう。
2018.9.8 |