去年12月から放送され、tvN番組の歴代最高視聴率を記録、放送終了後も引き続きシンドロームを巻き起こしているドラマ「鬼・トッケビ」で‘チョスンサジャ(死神)’を演じたイ・ドンウクが6月30日、東京でファンミーティングを開催。
4月から始まったアジアツアーの一環として、東京でのファンミーティングは昨年5月以来1年ぶり。
ドラマの裏話など、どんな話が聞けるのか・・・・ファンの期待が高まる中、開始の時間が迫る。
客席からサプライズで登場したイ・ドンウクは歓喜のファンの声をくぐり舞台へたどり着くと、
「こんにちは。イ・ドンウクです。どうぞよろしくお願いします。」と笑顔で挨拶。
今日のいでたちは、ジャケットの下にピンクパンサーのTシャツ。「ピンクパンサーが大好きなんです!あ、でもぬいぐるみのプレゼントは遠慮いたしますね。そんな歳ではありませんから。」とイ・ドンウクらしいウイットに富んだコメントで笑わせ、イベントがスタートした。
ドラマ『鬼・トッケビ』の大人気を受けて、ソウルから始まったアジアツアーを行っているイ・ドンウク。
ソウル、シンガポール、香港、インドネシア、日本、そして台湾を巡るツアーの中で、日本への想いは格別のようで「日本には毎年来ていますが、よくお逢いしているファンや友達に逢うようにリラックスしています。」
と語りファンを喜ばせた。 昨日来日して、行列にならんで牛カツを食べたそうで、短い時間でも慣れた日本を満喫したようだ。
ここで、イ・ドンウクいわく「恩人のような人」という、ドラマ『鬼・トッケビ』の脚本家キム・ウンスクさんが登壇し、イベントに花を添えた。「視聴率をあげようとキザなセリフをたくさん使いましたので、俳優さんたちは大変がっていました(笑)」とキム・ウンスクさんが話せば、「死神の役は、やりたくて自分から志願しました。」とイ・ドンウクがコメント。
それを受けて「彼からやりたいと言って頂き光栄でした。彼の死神は完璧。その後酒飲み友達にもなれました。韓国では色白で唇が赤いドンウクさんは、まさしく死神にぴったりでした! 彼自身は見た目は格好良いですが、ユーモアセンスもあって周りに気を使う大人の人です。」と称賛した。
ファンが選んだ名場面では、3位にサニーを最後の見送るシーン、2位に前世を呼び戻すキス、そして1位には大好評だったというヘッドライトをバックにコート姿の死神役のイ・ドンウクと鬼(トッケビ)役のコン・ユが歩いてくるシーンが挙げられた。冬の撮影で白い息が映ってしまうため、監督より「息を止めて歩いて」とリクエストされたとか。「表情は格好良く、息をとめてあるきましたが、カットがかかるとゼーゼーでした(笑)」と裏話を聞かせて笑いを誘った。
また、イ・ドンウク自身が選ぶ名場面では死神の過去が明らかになる、ワン・ヨのシーンを挙げ、「このシーンは風邪をひいていたのが、キャラクターにあっていたようで・・・・」と苦笑い。
〈あなたの願いを叶えますコーナーでは〉 「付き合ってください!」と告白するファンへ「指輪の主人公に優しくしてくださいね。」と粋なコメントとハグを贈った。
また、ファンの近くで質問に答えるコーナでは、美肌の秘訣を聴かれ、「実は何もしてないんです。」と答え会場はブーイングに。「広告をしている化粧品を使っています! この肌は生まれつきで両親に感謝しています。」と答えた。また、休みの日は家事にいそしんでいると言い、友人と近所で逢う事もあるそうだ。そして「太りたくないんです。」と毎日のウエイトトレーニングと有酸素運動が欠かさいという自己管理を徹底させるプロの顔もみせた。
後半では、ファンと近く交流するゲームコーナーが設けられた。
ジェスチャーゲームでは、汗だくになってマイケルジャクソンやゴリラのジェスチャーを披露し、会場を盛り上げ、勝利チームのファンへツーショット写真をプレゼントした。
〈格付けチェックコーナー〉では、牛肉や日本酒で高級品を当ててみせ、「違いのわかる一流芸能人」を見せつけたが、こだわっているはずのコーヒー豆はなんと不正解!続くバイオリンの演奏でもハズれてしまい・・・・・「イ・ドンウクのそっくりさん」としてゴザに膝を抱えて座る姿で笑わせた。
「今日は本当に楽しかったです。日本はリラックスできて、茶目っ気も発揮できるそんな所です。また、素晴らしい作品で皆さんにご挨拶したですね。」と名残惜しそうにメッセージを贈り、自身がドラマ『風船がガム』で歌った♪「君に向かう僕の時間」を披露。舞台の左右に丁寧に挨拶し「アンニョーン」と手を振り舞台をおりた。
会場を後にするファンは更にイ・ドンウクの魅力にはまったようだ。
2017.7.8 |