韓国出身の歌手SE7ENが誕生日である2016年11月9日(水)に TOKYO DOME CITY HALLにて『2016 SE7EN FAN MEETING 1109』を開催した。
今回のファンミーティングは、「SE7EN FM“DJ YumiのDangermanいらっしゃーい”」と題してラジオ番組仕立てで進行され、12月7日に発売されるフルアルバム「Dangerman」の収録曲の披露やSE7ENの身近なスタッフやリスナー(会場のファン)から事前に寄せられた質問に答えていくといった企画もあり、終始笑いの絶えないイベントとなった。
DJ(MC)を担当するのは、SE7ENのイベントは何回かMCをやったが、何が起こるか予測不能、今日もドキドキというYumiさん。
番組始まって早々に「CMです」とラジオ番組のはずなのに映像が流れ、今年の夏に開催された「SE7EN LIVE 2016 in Japan RAINBOW」のDVDがダイジェストで紹介された。こちらのDVDはイベント当日11月9日に発売となった。リスナーは、4ヵ月前のLIVE映像を真剣に見入っていた。
本日のスペシャルゲストと紹介され、SE7ENが登場すると拍手と大歓声が起こった。
SE7ENは「こんにちは!コンニコンニ、こんにちは、アンニョン、お久しぶりです。」とステージの端から端までゆっくりとファンの顔をしっかり見ながら、ファンとあいさつを交わした。
拍手が鳴りやまない中、「こんにちは、SE7ENです。今日はよろしくお願いします。」とファンへ改めて挨拶。そして、Yumiさんが「みなさんの顔を見てどうですか?」と質問すると「明るい、距離が近くていいですね、すごく、久しぶりかな、前回は7月?4ヵ月ぶり?またこうゆう風にみなさんと会えて本当に嬉しいです。ありがとうございます。」と笑顔を見せた。
イベント当日11月9日は、SE7ENの誕生日!バースデーソングと共にバースデーケーキが登場した。
SE7ENを応援するというコンセプトで誕生したキャラクターのBOOM BOOMがケーキにデコレートされていることに気づき「あっブンブンだ!ブンブンかわいい~!」とブンブンよりもかわいいのではないかというほどの笑顔で喜んだ。
Yumiさんが「SE7ENさんはいくつになったんですか?」と質問すると「わかりません、まだ、心は10代」と答えて笑いを誘った。ファンからバースデーソングをプレゼントされ、嬉しそうに一緒に口ずさむSE7EN、ファンが持つ色とりどりの7棒と称するペンライトを見て、「キャンドルみたいできれいですね」と言って会場に向けて「ふ~っ」と息を吹きかけキャンドルの火を消すパフォーマンスで、ファンを喜ばせた。
ケーキに5本立てられたローソクを見て、「なんでこれ、五つかな?5歳??ブンちゃん、5ちゃい~」と愛嬌いっぱいのSE7EN、さらに「5ちゃ~い、みんなといっちょ(一緒)に~!ふ~っ」とローソクを吹き消し、会場は大爆笑!
「今日は本当に、こうやって僕の誕生日に皆さんとファンミーティングができて、すごく嬉しいし、これからも活動を頑張っていきますので、一緒に楽しんで、元気にいきましょう!」とファンへ気持ちを伝えた。その後、ファンと一緒に笑顔いっぱいの記念写真を撮影した。
ラジオ番組ということでステージの中央に設置されたDJブースへ移動してのトークとなったが、ファンの近くにいたいSE7ENは、ステージの縁からなかなか離れず、DJブースで待っているYumiさんを困らせた。気が済むまでファンのそばにいた後、SE7ENがDJブースに入ったところから、「SE7EN FM“DJ YumiのDangermanいらっしゃーい”」がスタート。
今回の来日は、1週間ほどの予定でファンミーティングの他、雑誌の取材等、スケジュールがいっぱいだそうだ。
早速、リスナーからの質問、「来日する時の荷物は多いか、少ないか?」という質問に「そんなに多くない、コンパクト!」と答え、必ず持ってくるものを3つ教えてくれた。
1つめは「携帯!」自身の携帯をポケットから出して説明。「最近はこれひとつで仕事もできるし、SNSもやらなくちゃいけないし、ゲームはやらない」とのこと。
2つめは「マスクパック」日本に来るときだけでなく普段も毎日じゃないけど使っているとのこと。「寝る前につけてゴロゴロ~ゴロゴロ~」しているとのこと。マスクパック効果でSE7ENのお肌はツルツル、ピカピカだ。
3つめは「下着」どんな形の下着なのか聞かれて、「四角タイプと三角タイプの間、三四角、3.5角かな」と言って会場を笑わせた。
続いては、12月7日に発売されるニューアルバム「Dangerman」について語ってくれた。今回のアルバムのコンセプトは「黒いSE7ENと白いSE7ENがふたりいて、ケンカをするような感じ」前のシングル「RAINBOW」のカラフルさとはガラッと違ったモノトーンでかっこいいとのこと。
SE7ENが作詞、作曲した「GIVE IT TO ME」については、「内容はないです、GIVE IT TO BABY、GIVE IT TO MEってずっと歌っているだけ」と冗談を言いながらも「ファンキーな曲、ライブで一緒に踊りたくなる感じ」と説明、韓国で発売したミニアルバム「I am SE7EN」のリード曲でもあるこの曲で、韓国でも精力的に活動しているSE7ENは、「日本からの熱い応援がとても嬉しかった、ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えた。
「今回のアルバムは、10年ぶりの日本のフルアルバムです。いろんなジャンルの曲、色、テイストで、ずっと聴いていると一曲一曲いろんな感情が生まれると思います。全部で15曲たっぷり入っています!楽しみにしていてください。」とアルバム「Dangerman」を紹介した。
そして、タイトル曲の「Dangerman」のMVが初公開された。SE7ENが「初見る会!どうぞ!」というと、MVが流れ始めた。黒SE7ENと白SE7ENのパフォーマンにファンはクギ付け!映像が終わっても動けない様子、少しの間をあけて拍手が沸き起こった。
「真夏の撮影で、暑かったのにコートを着てのダンスシーンが多く、暑くて熱くて大変だった」、「撮影中にリンゴを3つ食べた」など、撮影中の秘話も教えてくれた。
「SE7ENさん、本音をちょうだい」身近なスタッフからの質問コーナー。いつもスタッフに優しいSE7EN、無理なお願いではと思ってもなんでも聞き入れてくれるSE7ENの本音を聞きたいとのこと。
1つめは「レコーディング中はストイックなSE7ENさん、いつも眠そうな理由は、夜遅くまで練習しているからですか?」という質問に対して、「そうじゃなくて、朝が弱いだけ」とSE7EN。
2つめは「無茶ぶりにも快く答えてくれるSE7ENさん、本当に嫌な時はわかるようにサインを出してください」というお願いに「快くじゃないけどね」と笑わせながらも「日本のスタッフさんは、そんなに嫌なことは言わないから、全部OK」だそうだ。
SE7ENは、本当に嫌な時ははっきり言えないタイプなので、そんな時は、違う方向を見て聞こえないふりをするかな、とこっそり教えてくれた。
3つめは「リハーサルでいつもチョコを食べていますね、甘いものが好きなんですか?昨日の打ち合わせでもチョコを食べていてとても気になっています。」という質問に対しては、「甘いものはそんなに好きじゃない。そこにチョコレートしかなかったから、食べているだけ。他のものも準備してください。」と本音を漏らした。
「SE7EN真剣、お悩み相談所」こちらは、リスナー(ファン)のお悩みをSE7ENが解決するコーナーだ。
1つめ「緊張をほぐす方法を教えて欲しい」というお悩み。「トイレに行く!お水飲んで、体ほぐして、あんまり緊張したことないけど…、あとは上手くいくようにお祈りかな」とアドバイス。
2つめ「学校で気になる人がいるが、連絡先を聞けません。Yumiさんを相手に連絡先を聞き出す方法を教えて」というお悩み。女性には優しく、ポケットから携帯電話を出して「電話番号…君が好き!」とストレートに。「気持ちを伝えるときだけに限らずどんなときにも正直に」とアドバイスした。なんとこのタイミングにSE7ENの携帯がメッセージを受信、送信者はBIGBANGにSOLからでバースデーメッセージが届いたそうだ。
3つめ「新曲のGIVE IT TO ME をかっこよく踊りたい、コツを教えて」といったもの。簡単だよっとダンスのポイントを伝授した。ついでに「Dangerman」のポイントも教えてくれた。
4つめはファンから「いつも頑張っているファンのみんなを『いつもがんばってるね』って褒めてください」といったお願い「いつも頑張ってるねぇ。いっぱい日本に来るからね、がんばりましょう!!」とファンを優しく元気づけてくれた。
ラジオ番組のエンディングで一言「今日は、本当にいろんなことを話したりすることができて楽しかったです。今日は、平日なのに会社、学校休んで来てくれて本当にありがとうございます。」と笑いを誘いながらも感謝の気持ちをしっかりと伝え、次のステージの準備をするためにステージを去った。
全身黒の衣装にチェンジした黒SE7ENが登場し、ライブがスタートした。
1曲目は、来月発売のアルバムのタイトル曲「Dangerman」を初披露!歌はもちろん、ダンサーさんとの息のあった力強く激しいパフォーマンスも魅力的だ、「みなさん、どうでしたか?頑張りました!みんなこの曲好き?」と問いかけにいい反応をもらって、嬉しそうなSE7EN、2曲目は、「ガラッと雰囲気を変えて明るい曲です!」と韓国で発売された「I am SE7EN」のリード曲「GIVE IT TOME」を披露。衣装も紺のジャケットにチェンジして軽快に、そして激しくダンスパフォーマス、ファンも掛け声や曲に合わせて一緒に踊って大いに盛り上がった。この曲は「Dangerman」にも収録されている。歌い終えるとSE7ENが「すごくアツイ~、こんなに激しいこと、みんな好きなのね~」と一言、会場は大興奮!
3曲目は「Dangerman」の中から「この曲も初披露です、すごくいいバラード曲なので、みなさん、聞いてください」と「Love Mystery」をしっとりと歌い上げた。「ほんとに初めて歌って、ドキドキしたけど、大丈夫でした?(拍手をもらって)よかったぁ、他にもいろんな曲、あわせて15曲入っているから期待してくださいね、今回、僕の誕生日に会うことができて、平日なのに来てくれてありがとうございます。来年も平日かな?じゃ、会社休んで来るか??会社やめるか…」と笑わせた。
4曲目は7月にリリースされた「RAINBOW」、一緒に歌いましょう!とアカペラでワンフレーズ歌ってから曲が始まり、大合唱となった。5曲目は、「RAINBOW」のカップリング曲「君が好きだよ」。感情いっぱい込めた優しい歌声と笑顔にうっとりと聞き入るファン。拍手が鳴りやまない中、SE7ENは「ありがとうございます」とステージを去った。
アンコールでは、会場の後方からSE7ENが登場、「LOVE AGEIN」を歌いながらファンの間を通りステージへ上がった。「11月9日、イレブンナイン、今日僕のために会社も休んで来てくださってありがとうございます。10日と12日にもイベントがあるので、会いましょう。それでは、最後の曲です、一緒に歌って終いです。」と挨拶、「BETTER TOGETHER」を熱唱し盛り上がった。
「みなさん、いつも元気で!今日は、ここまで来てくれて本当にありがとうございます。また、近いうちに会うから、待っていてください!愛してまーす、じゃあね」とSE7ENらしい言葉を残して去っていった。
前半のトークでは、愛嬌と笑いで笑顔いっぱい、後半のミニライブでは、歌とダンスでファンを魅了し会場が一体化、大いに盛り上がったバースデーファンミーティングだった。
公演終了後には、来場者全員とハイタッチ会を開催、ひとりひとりと直接触れ合って挨拶を交わした。
2016.11.19 |