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『イ・ソジン ファンミーティング in Tokyo ロマンチックガイ~ソジン』レポート

多くの高視聴率ドラマの主役を演じるトップ俳優であり、バラエティ番組にも出演して人気と話題を集めているイ・ソジンが、7月24日 都内でファンミーティング『イ・ソジン ファンミーティング in Tokyo ロマンチックガイ~ソジン』を開催した。
開演のブザーが鳴ると、会場の後方のドアからイ・ソジンが入場!興奮するファンに囲まれてもみくちゃになりながらなんとかステージへとたどり着いた。大きな歓声と拍手が会場全体に響き渡った。
イ・ソジンが日本語で「こんにちは」とひとこと挨拶すると大歓声。その後は、韓国語で「こんにちは、お久しぶりです。みなさんとお会いするのは、約1年位前にファンミーティングを開催して以来です。でも、実はその間に何度も日本(東京)に来てたんですよ。残念に思ったりしないでくださいね。今日は、こんなにたくさんの方が来てくださって、また温かく歓迎してくださってありがとうございます。」とベージュジャケットに白いTシャツ、黒いパンツ姿でさわやかに挨拶をした。イ・ソジンが放つ言葉一つ一つに大歓声だった。

早速、フォトタイムとなり、ファンが自分のカメラや携帯電話で2分間イ・ソジンの写真を撮ることができる時間だ。イ・ソジンに振り向いて欲しいファンは「おっぱ!」等々思い思いに声を掛け、短い時間ながらも楽しんでいたようだ。
ファンが撮影するフォトタイムは終了したが、今後は、イ・ソジンが自撮り棒を使ってファンと一緒にセルカを撮ることになり、人生初の自撮り棒を使うことになり、嬉しそうにニヤニヤ顔で「面白ですね」と言いながら、左、右、中央と分けて全員がカメラに納まるように何枚も撮って、ファンよりもフォトタイムを楽しんでいるように見えた。


お気に入りの自撮り棒は置いて、イスに座ってのトークコーナーとなった。
約10カ月振りの来日ですが、この間いかがお過ごしでしたか?との質問に「2016年3月は、結婚契約というドラマの撮影をしていました、現在は、「オソオプショー」というバラエティ―番組をやっています。ですから、たくさんの仕事をやっているわけです。」とイ・ソジンが回答して、笑わせた。
そして、2週間前には撮影でオーストリアへ行き、その後イタリアへプライベート旅行をして、韓国に戻ってきたそうだ。オーストリアでの写真を公開してくれたのだが、ウィーンの遊園地で遊んでいる写真やローラーコースターの先頭に乗っている動画で、オーストリアらしい風景が全くないことをMCに指摘され、会場全体が笑いに包まれた。しかし、本人は冷静に「ローラーコースターはもともと大好きで、最前列に乗ってこそ楽しめる。大きな声をだすとみんなが恐がるのでわざと大声をだすタイプです。」と話した。
次に公開されたのは、カフェで白いブランケットにすっぽりとくるまった姿のイ・ソジンの写真。
オーストリアに滞在中はとても暑かったのに最終日に限って寒かったそうで、カフェにあった毛布にくるまっていた時の1枚だそうだ。
「オーストラリアらしい写真がなかったってことかな?」とクールにつぶやくイ・ソジンに、大笑いのファン達であった。
今年の春に韓国で放映されていた「結婚契約」について詳しくきいた。
どんなドラマですか?
「んーーーーラブストーリーです」考え込みながら、言葉を選びながら少しずつ紹介してくれた。
「結婚契約というドラマは、ラブストーリーと言えると思います。韓国のドラマでよく扱われるストーリーだけど、他のドラマより少しだけ面白いです。2人の仲が深まっていくんですが、普通のドラマは3~4人のストーリーが構成されますが、このドラマは2人のストーリーだけとなっています。その辺をファンの皆さんに知っていただけたらと思います。だんだん悲しくなっていくドラマなので、憂鬱な気分の方には見ないように」と言って笑わせた。イ・ソジン自身は、冷酷な御曹司だが、ある女性に出会ってどんどん変わっていく役とのことだ。


ドラマの見どころ名場面が紹介された。
まずは、「忘れられないキスシーン」
胸倉をつかんで引き寄せてキスをするシーンが映し出された。
「この仕草は台本には書いていなかったが、とても寒い日でマイナス20度くらいだった、あまりの寒さに頭にきて胸倉をつかんでキスした」と解説してくれたイ・ソジン。大笑いのファンたち。
他にもいくつかのラブラブなシーンを寄せ集められた映像を見て、ファンは大喜びだったが、「僕があまり好きじゃない、嫌なシーンを集めたみたいですね」と笑わせた。
彼女のために朝ごはんを作ってあげて、頬にキスをねだるシーンを振り返り、「実際の僕は作りませんね。誰かのために朝ごはんを作るのはいいけど、朝からチューはしないです」と、言って笑わせた。
次に「子役との共演、親ばかデレデレシーン」
子供のリュックを背負ってアイスクリームを食べるシーンが映し出された。
「どの作家さんでも、主人公の男性に子供のリュックを背負わせるなんて台本に書きませんよ。つまり、子供リュックを背負ったのは、アドリブです。」続けて、「結婚契約というドラマは悲しくて、少し重たいストーリーになっていますので、なので後半部分に何か楽しいシーンがあってもいいのではないかと思って背負ってみたんですが、周りの反応が意外とよかったので、今後は面白いシーンについて、考えて提案していきたいと思っています」と解説した。ベテラン俳優ならではの提案だったようだ。
子役の子は、ドラマの中の役もかわいいですが、実際はもっとかわいかったそうだ。
そして、番外編
テンション高く、はしゃいでテーブルの上やソファーに飛び乗ったり、ドラムをたたきまくったり、ベッドの上で飛び跳ねるシーンが映し出された。
「台本には、楽しさを表現すると1行だけ書かれていた。自分の家だと思って喜びを表現してみればと言われて、1日悩んで撮影に臨んだのですが、今思えばそんなに重要なシーンではなかったように思います。」と言って笑わせた。
日ごろ嬉しくてこんなに騒ぐことはありますか?と聞かれ、「これまでもなかったですし、これからもないと思います」との回答にファンは大爆笑だった。
結婚契約でも共演しているイ・ソジンの友人が来てくれていると紹介された。
「イ・スンギは軍隊にいるので、仕方なく暇でやることがない人を呼んでみました。持っているものはあまりないけども、頭の毛が一番ない男です。大韓民国を代表する年老いた独身男 キム・グァンギュ
さんです。」とイ・ソジンに紹介されて俳優のキム・グァンギュが登場。イ・ソジンに促されて、ステージの端まで行って会場全体に頭頂部を見せながらあいさつをした。日本語で「こんにちは、キム・グァンギュです。お元気ですか、お久しぶりです。愛してる」と挨拶して盛り上がった。
「なんであんな紹介をするんだよ!」とキム・グァンギュがイ・ソジンの胸倉を掴んで抗議したが、いとも簡単に弾き飛ばされてしまい「力が強いから~」とキム・グァンギュ。
コントのようなふたりのやり取りに会場は爆笑だった。


仲がいいという理由で共演できるんですか?
「今回は、結婚契約というドラマのプロデューサーが直々に友達役にグァンギュさんをキャスティングしますと言ってきました。そのために役もグァンギュさんに合わせて変更すると言ってきたんです。同期の役なので、僕より年上ではなく、年下の俳優にしてくれないかとお願いしたのですが、僕の要求は受け入れられませんでした」とイ・ソジン。実際は3歳くらいキム・グァンギュの方が年上だそうだ。
グァンギュさんが選んだ映像が紹介された。
どつかれたり、たたかれたり、小突かれたり、やられっぱなしのシーンばかりが集められていた。
台本にはなく、むやみに意地悪しているのは、すべてアドリブだったそうだ。
イ・ソジンは笑いながら「わざとやったのは、グァンギュさんの演技を引き出すためだったんですよ」と仲が良いからこそできる演技であることが伺えた。
新しく始まったバラエティ番組「オソオプショー」はどのような番組ですか?
「視聴率がそんなによくなく、ドラマ「結婚契約」より面白くないです」とキム・グァンギュ。
「このオソオプショーは才能を売る、とうゆう番組ですが、僕自身も初めてなので実際かわからない
近い将来辞めるのではないかと思う」と言って笑いを誘った。
白菜を頭に被った姿や派手な黄色のジャケットにサングラス、かつらといった姿が紹介されたが、イ・ソジンも同じ格好をしている写真も紹介された。変装を教わったそうだ。
「面白くこの回は見ました。視聴率が落ちてきたから、これは仕方ないということで、自分の身を投げうってチャレンジしていた。実際の彼はこういったことを嫌がるんですが、彼も年かな…と思いました」とキム・グァンギュが言って笑わせた。イ・ソジンがやってこそ面白いといったこともあるのだろう。
達磨大使に扮したこともあったそうだが、その時の変装の技をキム・グァンギュに伝授することになった。キム・グァンギュは、イ・ソジンがやるコーナーじゃないの?と抗議したが、つぎのコーナー以降もシューッとしたソジンさんでいて欲しいので、ということでグァンギュさんに伝授することになった。
しかし、「普段の顔の方が面白いから、達磨大使になってもおもしろくないんじゃないかな」とイ・ソジンがいうと、負けずに「僕の街では一番かっこいいって言われているんですよ」と追うキム・グァンギュだったが、い・ソジンに「うるさい」と一蹴されてしまった。
ひげをつけて、ストッキングを頭に被せ、眉毛をつなげて、目の下にクマを書いて、大きな目を付けて完成!「元々が変な顔なので違和感ないですね」と言って笑わせた。
「これをやるために呼んだのか?」とキム・グァンギュ、ここでグァンギュが小道具を載せたワゴンを片付けながらステージを去った。
「ドラマでも共演したので、一番会っている俳優ですね」とイ・ソジンさん。
一緒にいると癒されますか?と質問され、「そうではなくて、一緒にいるとなにかもの悲しくなります」と答えた。受け答えのすべてが笑いを誘う。
今後の活動予定は?
「みなさんご存知の通り、僕は韓国で広告や宣伝が多いので、その仕事で忙しくなりそうです。また
オソオプショーもありますのでまだまだ忙しくなりそうです。」
イ・ソジンは、次の準備のためにステージを去った・
その間に、キム・グァンギュが登場。
前回は「開けゴマ」という歌を披露したが、今回は「テンポル」という曲を熱唱した。

黒地に同色のキスマーク模様が全体に入ったシャツに着替えてイ・ソジンが再登場。
ファンからの質問コーナー 事前にロビーで記載した質問を書いた付箋がびっしりと貼られたホワイトボードが運び込まれてきた。

まずは「共演した女優さんの中で一番やりやすかった女優さんは?」という質問。
「共演した女優さんはたくさんいるが、昔の方は記憶にない、なので、最新作で共演したユイかな、やりやすかったし、年齢が離れていた分ね、やはり、結婚契約だった」
「何歳までOKですか?」という質問には、
困った表情で「…年齢は重要視してない、僕の歳がこの歳なので上の方は大変なのでは?と思いますね」
「三食ご飯見ていましたよ、得意料理は?」という質問には
「自分が料理するより、作ってもらって食べるのが好きです。撮影後、料理は作ったことがない
女性に作ってもらって好きなご飯ですか?おいしい料理を作ってくれたらおいしく食べます
嫌いな食べ物はありません。お寿司が上手に作れる人がいいかな」
最後は、「わたしは歴史ドラマに出演する姿がみたいです。」という質問だった。
「時代劇にでる予定はありません。やろうという考えもない。全くない。」
ファンからの多くのリクエストに苦笑い「すみません」と日本語で答えた。
歴史ドラマは大変だということもあるが、以前たくさんやらせてもらったので今は現代劇がいいと思っているとのこと。質問が採用された人には、サイン入りの台本がプレゼントされた。

次は、ジャンケンで勝ち残った6名がステージに上がり、さいころを振って出た目のミッションを行った。ミッションの内容は、1ハグ、2チェキで2ショット、3バッグハグS、4バッグハグK、5壁ドンS、6壁ドンK。
なんと「S」と「K」は、ソジンの「S」、グァンギュの「K」だった。出た目の通り、それ以上のサービスでイ・ソジンにバックハグをしてもらったり、壁ドンをしてもらったり、2ショット写真を撮ってもらったり、幸せな時間を過ごしたファン達だったが、残念ながら?「壁ドンK」が出てしまったファンには、キム・グァンギュが人生初の壁ドンをしたのだが、感想を聞かれて「ソジンさんがよかった…」と。「でも、ルールは守らなくちゃね」とイ・ソジンが言って終了となった。

キム・グァンギュは、「ソジンさんのファンミをソジンさんのファンと一緒に過ごしてどうでしたか?」と聞かれて、「ソジンのお陰で壁ドンを初めてできたので、メロドラマがやりたくなりました」と言って笑わせた。
「グァンギュさんに伝えたいことはありますか?」と聞かれ、「グァンギュが、みなさんの心を乱したなら僕が謝ります。グァンギュは、今回が来日は2回目なので、僕は東京が好きな場所なんですが、明日1日東京で過ごしてもらって、僕と同じように好きになってもらいたい。」と、イ・ソジン。
大きな拍手に見送られ、ここでキム・グァンギュとはお別れ、走り去っていった。

次は、俳優イ・ソジンにロマンティックな演技をしてもらうコーナー。
抽選で選ばれた2名のファンがステージに上がって、結婚契約の演技を再現、ファンもイ・ソジンも熱演。「演技となるとスイッチ入りますね」とMCに言われると苦笑いしながら「久しぶりに演技したので面白かったです。以前やった演技なので、それもまた楽しかった」と、イ・ソジン。
最近は、面白いこと、こんなことやあんなことをしてあげたいなぁと色々考えてステージを作るようにしているそうだ。

そして、最後はプレゼントコーナー。
自身が広告やコマーシャルをしている商品の中から実際に撮影で使用した衣装(ファンデーション付き)やサインが印字されたパスポートケース、実際にイ・ソジンが使用していた台本にサインをいれたもの等々が抽選で選ばれたファンへプレゼントされた。

とにかく盛りだくさんの企画だった今回のファンミーティングだった。
「最近、自分にこれといって何か大変なことがあった訳ではないのですが、大変な時や嬉しい時、そういった時に日本でファンミーティングをさせていただくと僕自身の方が皆さんに力をもらっている気がします。日本に来はじめて10年くらい経ちましたが、この10年間、いつも変わらず温かく歓迎してくださるみなさん、本当にありがとうございます。みなさんのお陰で僕もプライベートで何度も日本に来ていることご存知ですよね?いつも本当にありがとうございます。どうしたら、みなさんのお気持ちにお返しができるか、まだわからないでいるのですが、今置かれているこの場所で、この位置で一生懸命頑張っていきたいと思っています。ありがとうございます。」と最後に挨拶して拍手喝采。

MCより、まだまだ一緒に過ごしたい、名残惜しいですよねとファンに向かって問いかけがあり、大拍手。ファーストファンミーティングで歌った曲を用意させてもらったんですが、歌ってくれますよね?
「すみません」と断るイ・ソジン。「私が歌を歌わなくなってから、久しいです。この歌は、10年前に歌っている?韓国の男は、酒をのまないと歌わない。」と言いつつも、ご存知の方は、僕と一緒に歌ってくださいと快諾。
日本語だと「君の瞳に恋してる」原題「Can’t take My Eyes Off you」を英語で、低音ボイスで熱唱。

イ・ソジンがステージを去ったあとも拍手が鳴りやまなかった。
MCが登場し「普段、ソジンさんは、歌は歌わないそうです。でも、今日は雰囲気がとてもよかったので歌ってくださいました。ソジンさん自身もとても楽しんでいらしたみたいです。みなさんは、どうでしかた?」と聞くと大拍手が沸き起こった。
イ・ソジンの優しさやユーモアが伝わる、笑顔がいっぱいの温かいファンミーティングだった。
最後は、来場者全員を対象に握手会が行われ、幸せな気分でファンミーティングが締めくくられた。


2016.8.6