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『SE7EN プレミアムトーク イベント in TOKYO 夜公演』レポート
2016年7月7日ビクターエンタテインメントより移籍第一弾のリリース決定!を発表し、本格的に日本の活動を再開させることになったSE7ENが、3月27日豊洲PITにて『SE7EN プレミアムトーク イベント in TOKYO』を開催した。夜公演は、まもなく発売されるDVD&写真集の発売を記念して、メイキングの鑑賞会とゲーム、ミニライブと大いに盛り上がった。

まずは約15分間 DVD【SE7EN 10th Anniversary Live in Japan~Special Edition~】ダイジェスト映像が映し出された。
Disc1には、2015年11月9日に東京ドームシティにて行われた最終公演から20曲を収録。
Disc2には、ツアーのメイキングと最終公演と同日に開催されたファンミーティングのメイキング、さらに2013年に行われたSE7EN 2013 CONCERT IN JAPANありがとうツアーの様子が収録された豪華2枚組となっている。

全身黒い衣装にサングラス姿のSE7ENが登場すると悲鳴にも似た歓声が沸き起こった。
「こんにちは、SE7ENです。コンニ、コンニ、お久しぶりです。よろしくお願いします。」と挨拶すると、すぐに客席から「サングラスとって!」とリクエスト。躊躇せずにサングラスを外し、爽やかな笑顔をみせると拍手が起こった。
「昼公演は完璧、バッチリだったから夜公演はもう大丈夫って、気がね(抜けちゃって)。夜公演は、リラックスして自由にしましょう、お客さんもみんな自由に発言してね。」と記者会見もあり少し緊張気味だった昼公演とは異なり、開始からリラックスモード。
昼公演終了後、夜公演までの間は、休憩なく雑誌やTV番組のインタビューを受けていたとのことで、本日のMC YumiさんのTV番組 フォンデュの収録もしたそうだ。放映時間が朝9時半からと聞いて「見れねぇ、起きてないから」とかわいらしく悪態をつき、笑いを誘った。
DVDのダイジェスト映像について「あれ、全部じゃない?ステージの後ろで見てたけど、なかなか終わらなくて、心配になっちゃった。こんなに流して見せちゃって、買ってくれなかったらどうしよう。」と笑わせた。

「昼公演で発表しましたが、7月7日に3年ぶりに日本の曲のリリースが決定しました!ビクターエンタテインメントと一緒に仕事をできることになって嬉しいし、これから日本の活動を頑張りますので応援よろしくお願いします。」と改めてファンに活動再開を報告した。昼公演より更にテンションが高いSE7ENに客席の反応も大きくなっていた。

続いて、10周年記念ツアーのメイキング映像を鑑賞すると聞き、「また、見るの?2分も?長い~全部じゃない?」と、これ以上見せたら本当にDVD買ってもらえないからやめて!とMCに目で訴えた。そんな姿にファンは大喜び、そして大爆笑。結局、「じゃ、行きましょうか。どうぞ~」とにっこりとVTRのフリをしてまたまた、笑いが沸き起こった。

バンドやダンサーを交えてのリハーサルやステージセットを確認している姿が映し出されると、「あんまり、意味がない映像じゃない?この映像は、一番面白くないところですね、本編はもっと面白いから、期待してね。」とアピール。
昨年出演したミュージカル「エリザベート」の公演が終わった後から準備を開始したので、準備期間は1カ月半ほど、かなり集中してなんとか準備できたそうだ。
ダンサーチーム WAWAはどんな方たちですか?と聞かれると「ふつう」と言って笑わせながらも「韓国で昔から一緒にやっているチームだし、カッコよくて実力のあるいいチームです。」とまじめに答えた。
そして、バンド HEA7EN はどんな方たちですか?と聞かれるとまたまた「ふつう(笑)」と言って笑わせた。「(バンドは)昨年のツアーで初めて一緒にやりましたが、僕はソロ歌手だから、ひとりで歌っていると何もない位小さくなるような気持ちになるけど、後ろにバンドのみなさんとかダンサーチームがいてくれるとすごく力になるから、ひとりでも7人いるみたいな?そういう力がでるから、僕にとっては宝物です。」とバンドやダンサーへの感謝の気持ちを述べた。

続いて、ツアー未公開映像の鑑賞へ「見るの?未公開?4分も?面白い映像だったら、もうDVD買ってもらえないじゃない。」とまたまた駄々をこねてMCを困らせながらも、「どうぞ~」と笑顔でVTRのフリをした。テンション高くノリノリのSE7ENに客席からは笑いが絶えない。

ハロウィンの日に開催されたライブのアンコールでゲームのキャラクター スーパーマリオに扮した映像やライブ直前に円陣を組んでいる姿、ライブ後に打ち上げをしている姿が流された。
「これもあんまり意味がない映像じゃない?面白くない部分だから、本編はもっと面白からね。」と。
ハロウィンの時はどうしてマリオ衣装だったんですか?と聞かれると「サイズが合ってるのがマリオだったから、じゃーこれっ着るっ!て決めた。」のだそうだ。MCに本当にリラックスして楽しそうと言われ、「今、起きている感じがしない。夢みたいかな。気持ちよくて、大丈夫かな?本当に夢の中にいるみたい。」と楽しくて仕方ないようだ。ファンもSE7ENと一緒に楽しい夢の時間を過ごした。

続いてDVDと同時発売になるOFFICIAL LIVE PHOTO BOOKの紹介。
「これも見せるの?映像もあるの?」と言いつつ、写真集をぱらぱらとめくって客席に見せてくれた。ページをめくるたびに大歓声が沸き起こった。
144ページもあるハードカバーの写真集は、ライブツアー中の写真の他、撮り下ろし写真、インタビューが盛り込まれた豪華なもの。

撮影時の思い出は何かありますか?と聞かれると「ない」と一言。客席は大爆笑!
メイキング映像が流れることになり、「また!?(笑顔で)どうぞ~」とお約束のVTRフリ。
カメラマンのパフォーマンスがオーバーで、SE7ENが笑いをこらえる姿やカメラマンが掛け声を掛け過ぎてむせてしまいSE7ENが大笑いをしてる映像が流れた。
和気あいあいとした楽しい撮影現場だったことがうかがえた。
「これ面白かったね、でもここが一番面白くないところだから」と笑わせた。
ダンサー、バンド、スタッフみんな一体感があり、すごく仲良しでいいですね、と言われると、「みんな優しいし、実力もあるし、一緒にいろいろな仕事をすることが僕も本当に幸せです。」と語った。会場からは大拍手が起こった。

続いて、SE7ENのサイン入りのスタッフパスがもらえる、ジェスチャーゲーム。
正面のモニターに映し出された問題を客席全員がジェスチャーで伝え、SE7ENが当てるコーナーだ。
60秒間、会場全体のジェスチャーを見渡し、テンポよく答えていくSE7EN。最後の回答「バナナ」が60秒を知らせるチャイムと同時だったため、「バナナ!バナナ!バナナまで~!!」と叫ぶSE7ENに客席もMCも大爆笑だった。11問正解!
そして、今度は、SE7ENがジェスチャーをして客席全員で当てることになった。

マイケルジャクソン、セルカ、酔っ払いと3つのジェスチャーを披露した。正解がでてもイスにもたれ千鳥足で歩けない酔っ払いのジェスチャーを続けて、「僕、どうしちゃったんだろう、普段こんなことしないのに~」とノリノリだ。合計14問正解で、サイン入りスタッフパスが抽選で選ばれた14名にプレゼントされた。
実は、リハーサルでジェスチャーゲームは面白いのかな、幼稚じゃないかなと懸念していたというSE7ENだったが、「本当に楽しかったです。」と大満足だったようだ。

最後にSE7EN 10th Anniversary Live in Japan のセットリストの中からもう一度聞きたいBEST7の発表。事前アンケートで選ばれた7曲が発表された。
7位「PASSION」、6位「スタートライン」、5位「Crazy」、4位「僕が歌えなくなっても」と発表されると、「僕も好きな曲ですね。」と全曲アカペラでワンフレーズずつ歌いあげた。「スタートライン」は客席も大合唱、「Crazy」ではダンスも披露したあと、「恥ずかしい、恥ずかしい」としきりに言って笑わせた。

3位「UNDERSTAND―今さらー」
SE7ENの声がきれいなのがよくわかる曲、ライブでずっと味方だよと客席を指さすところに感動するという意見が多かったと聞き、「ずっと味方だよという歌詞は、僕も一番好きです」と言ってまたまたアカペラで熱唱!客席の歓声がしばらく鳴りやまなかった。
2位「ENTRANCE」
いつも照れながらもハートを作ってダンスする姿が好き、かわいいダンスが見たいという意見が多かったそうだ。
「僕はこの曲あんまり好きじゃない、1位見ましょう」とダンスを避けようとしたが、客席から熱望され、仕方なく?恥ずかしそうにダンスを披露した。
1位「会いたい」
「この曲は僕も大好き。この前のツアーは、久しぶりのコンサートだったから、僕が本当にみなさんに会いたかったという気持ちを込めて歌ったんですけど、歌いながら7棒が揺れているのを見て、感動しちゃって胸がすごくギューッとなって、いい気持だった。」とツアーの思い出を語った。
ライブで聞くたびに泣き濡れて震えるSE7ENのボーカルに、魂の震えが止まらないという意見に客席全体が同感!と拍手喝采。

バンドHEA7ENと共に1位に選ばれた「会いたい」を歌ってくれることになった。
SE7ENの熱い歌声に酔いしれ、魂の震えが止まらないファンたちを心配してSE7ENが「大丈夫ですか?」と声をかける場面もあった。
「今年は、幸せなこと、僕の新しい歌と日本での本格的な活動が再開することができて嬉しいし、このようないいニュースを直接伝えることができて本当に嬉しいです。いろんな姿、いろんな歌、いろんな音楽、いろんな色、いろんなダンスで、いつも新しい姿をお見せできるようたくさん準備するので期待してください!では、次の曲いきましょうか、LOVE AGAINしましょうか?しましょ!」と春らしい曲「LOVE AGAIN」を披露。
「今日は、本当に楽しい1日でした、ありがとうございました。また、近いうちに来るから、少しだけ待っててください。それから、5月14日韓国でLOTTEホテルのファンミーティングで会えるのも嬉しいです。これからいろいろな活動をしていきますので応援よろしくお願いします。次の曲が最後の曲です、一緒に歌ってください。」と挨拶をして、「スタートライン」を会場全体で大合唱。
SE7ENも全力で歌い切り、舞台を後にした。が、間髪入れず客席からアンコール!止まらないアンコールと手拍子。

すると、会場後方のドアからSE7ENが登場し、日本デビュー曲である「光」を歌いながら、舞台へ移動。昼公演と同様、いや、それ以上にもみくちゃになりながらもなんとか舞台に到着、最後は大合唱となった。
「幸せです、愛してま~す、ありがとうございました。近いうちにすぐに会おうね。いつも元気で幸せでいてください。」と最後に挨拶して舞台を去った。夢から覚めたくないファンの歓声がしばらく鳴りやまなかった。

DVDと写真集が届くことを楽しみに、また、7月7日新曲リリースに期待しながら、しばらく過ごすことになりそうだ。


2016.4.9