今年前半に最も話題を集めた　ドラマ『キルミーヒールミー』で多重人格という難しい役どころを見事に演じ、それぞれのキャラクターに生き生きとした息吹を与え絶賛を浴びたのが記憶に新しい俳優チソンが、
今年４月に東京と大阪で開催したファンミーティングに続き、本年本年２度目となるファンミーティングを東京、大阪で開催。　先日には待望の第一子も得て、更なる活躍が期待されるチソンが１２月１１日、都内にてファンとのクリスマスを楽しむために来日した。　

きらびやかなクリスマスツリーとソファが置かれたステージに会場のテンションがＭＡＸに高まると、カジュアルな黒のファッションに身を包んだチソンが登場！　　一曲目を歌手さながらに客席まで降りて熱唱。
ファンを鼓舞すると、熱狂するファンは割れんばかりの歓声と拍手で応える。
「皆さん。こんばんは。　久しぶりに東京に来ました。皆さんお元気でしたか？　歌いながら客席をみてとても幸せでした。音が聞こえない位緊張しました。本当は客席の後ろや二階まで行きたかったんです。
今日はお越しくださってありがとうございます。」と悩殺の笑顔で挨拶。
ファンミーティングが本格的にスタートした。

―ファッションがシンプルでスタイルの良さが際立っていますね？
「着こなせていれば良かったです。日本のスタイルを意識してみました。今日は皆さんと楽しむ時間ですので
動きやすいシンプルなスタイルにしてみました。」

―昨日来日してから、どのように過ごしていましたか？
「先日のコンサートから体調が悪く、オムライスを食べて、ホテルで今日のイメージトレーニングをして休みました。」
オムライス好きが有名なチソン。　自分でつくることはないが、日本に来た際はオムライスを食べるのを楽しみにしているのだそう。　「皆さんは手作りオムライスに自信がある？」とファンに質問すると、一斉にたくさんの手が上がる。これを見たチソンは、「次のファンミーティングでは、前に出てきてオムライスをつくりましょう！　私もエプロンをしてヘルプします！！　」とファンに約束。　「僕たち、約束は守りますからね！」とは有言実行のチソンらしい。

―４月の来日時もランニングをしていましたね。作品の間にも太りませんね。
「体重を落とすというより、健康を保つ為に運動はしています。いつも皆さんの為に健康を維持しています。」

―１２月５日にソウルでコンサートを開催されました！
「本当に寒い日でしたが、韓国のファンが来てくれて幸せでした。日本では定期的に皆さんとお会いしていましたが、韓国ではファンミーティングがありませんので、ファンとなかなか会う機会がありません。準備を徹底的にして成功に終わり、ファンも喜んでくれました。」

会場にはソウルでのコンサート駆け付けたファンも大勢いて、驚いたチソンは「いつか日韓のファンが一緒に過ごす時があったらいいですね。」と笑顔を向けた。

ここでソウルコンサートの準備をするチソンの姿をとらえた写真をいくつか紹介。「以前は舞台に立つ前に歩数まで覚えないと不安なほどだったが、今は大分リラックスできるようになった。」のだとか。

トークをしながら客席のファンのファッションをチェックするチソンの目に留まったのは、ドラマ『キルミーヒールミー』での女子高生キャラのヨナ。決まり文句の「オッパー～」のコツ（ハイトーンで語尾を上げる）を自ら伝授するも、ファンの声はやや低音に。ＭＣの「高校生・・・じゃないですもんね。」のフォロー？に会場は笑いの渦に。

―2015年の４月と１２月で変化はありましたか？
「パパになったことです！！」　と新米パパになったチソンがファンへ改めて報告すると、いたるところから
「オッパー」　「アッパー」と入り乱れた声が飛ぶ。
「今日は娘を連れてきてここに座らせて皆さんにお見せするべきなのに・・・。　娘を見ると幸せを感じます。
そして母親ってすごいなぁ～と思っています。粉ミルクをきちんと飲ませて、きちんとゲップをさせるように気を使っていますよ。」　と笑った。

―2015年のお仕事はどうでした？
「やはり子供が出来ましたので、子供との時間をたくさん持ちたいと思っていたので・・・・来年はたくさんの作品に出会いたいと思います。もう少し待っていてくださいね。良い作品でご挨拶したいと思います。」と顔を引き締めた。

続いては、チソンが舞台から降り、客席のファンの近くで質問に答えるコーナーへ。

突然２階のファンの元へ現れたチソンにファンは熱狂の声。近くで見るチソンに立ち尽くすファンもいる。

―どうしてそんなに格好いいの？
「皆さんが僕を格好よくしてくれているんですよ。いつも心が美しくありたいと思っています。」

―奥さんも大好きです！
「次には一緒にきましょうか？（笑）」

―今の着信音は？
「Maroon5 の “Suger“という曲で、僕を幸せにしてくれる曲です。　待ち受け画面は・・・同然あの写真～
家族の写真です。」

―好きなオムライスはフワフワ系？　薄い系？　デミグラソース派？ケチャップ派？
「やわらかい方が好きですね。日本のオムライスはとろけるようです。そしてケチャップは好き！　文字が書けますよね（笑）」　（ここでチソンのケチャップの発音に反応したファンが笑う）

―チソンさんの家事能力は高いですか？
「ボヨンさんは料理が得意です。『キルミーヒールミー』の撮影をしている時、朝４時に帰って３０分位しか休む時間が無い時も朝食の準備をしてくれました。　ボヨンさんも女優さんですが、撮影に入ったときこそ家のごはんを食べないと！言ってくれています。僕も普段はそうしています。僕ともども、ボヨンもよろしくお願いします。」

―息子と微妙な関係なんです。息子にどう接したら？
「息子さんに時間をあげてみるのは？　時間が心を伝えてくれる、わかってくれることもあると思います。」

一階に場所を移すと突然チソンが、「今日は日本のファンの皆さんに会いたい、と来てくれた僕の妻の両親です！」とイ・ボヨンの両親をサプライズで紹介。会場はおおきな拍手で包まれた。

―誠実なチソンさんは女性がいるクラブなどにはいきますか？
「機会があれば行くかもしれませんが、今までにそのような機会がありませんでした。（会場からエー～と声があがる）わかりました！行きます！行きます！（笑）　ビジネスの関係上、行かなければならない時は不慣れですけど、行かねばならないでしょう。　本当だってば～（笑）　ボヨンさんの両親がいるのが分かっていて質問してるの？（笑）　　
―そんな時はボヨンさんには報告しますか？
「彼女は何でも知っています。隠す必要はないですからね。」

イ・ボヨンの両親を紹介した後のタイミングの良い？質問にダジダジのチソン。
「１０年後にも今のようにきちんと報告してね。」のファンの一言に　「はい、そうします。」と笑った。

プレゼントコーナーでは、用意したキャップにサインを入れて、サイズの調節までして当選したファン被せてくれるサービスぶりに、見守るファンからため息がこぼれた。

ファンミーティングの最後には、ＯＳＴからの曲などを披露し、会場を熱くした。

さらに「僕は皆さんと一緒にいると、力を貰える気がします。この時間を一緒に過ごしてくれて、ありがとうございました。ほんとうに名残り惜しいです。この時を覚えていてくださいね！！」
とファンへ投げキッスをし、両手を振り一人一人に挨拶をするように舞台を降りた。

チソンとファンの絆を再確認したファンミーティングは、お互いに最高のクリスマスプレゼントになったようだ。
俳優として一段と円熟さを増し、一段と魅力アップしたチソンから目が離せない