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イ・ソジン FAN MEETING~あなたとソジンの一食ごはん~
高視聴率ドラマの主役を演じるトップ俳優であり、バラエティ番組「花よりおじいさん」「三食ごはん」の出演で人気と話題を集めているイ・ソジンが、9月12日 都内にてファンミーティング『イ・ソジン FAN MEETING~あなたとソジンの一食ごはん~』を開催した。

開始のブザーが鳴り、正面のスクリーンにイ・ソジンの笑顔の画像が数枚映し出された後、本人登場と思った瞬間に会場が暗転。少しの間の後・・・歓声と共に1階客席後方よりイ・ソジンがサプライズ登場!
興奮するファンに囲まれてもみくちゃになりながら舞台へとたどり着いた。

満席の客席をゆっくり見回し、「こんにちは」「元気ですか?」と日本語を交えて挨拶。
マイクを握る右手に左手をそっとそえて話す姿に品格を感じる。
続けて、当日の朝に発生した最大震度5弱の地震を経験したことに触れ、「みなさんは大丈夫ですか?」とファンを気遣いながらも、「僕は怖いというよりも、とてもびっくりして、こういう感じなんだ~と面白く思いました。」と笑い、「みなさんとまた、こうして元気に会えたことをとても嬉しく思っています。」とファンを喜ばせた。

ここでイ・ソジンの計らいで3分間のフォトタイムに。
舞台の両サイドへ、そして最後にセンターへ移動し、客席に笑顔で手を振るイ・ソジンを写真におさめようとファンは必死! 彼が手を振るたびに大きな歓声が沸き起こった。

そして、MCを交え、着席でのトークが始まった。
―今年1月、誕生日に開催された大阪でのファンミ―ティングについて、覚えていますか?
「あの時は皆さんがお祝いしてくれて、本当にありがとうございました。韓国からゲストも来てくれ、思い出に残る良い誕生日だったということで覚えています。」

―日本について、
「僕はいつも日本が好きだと思っています。プライベートでも東京はよく来ています。もしかしたら、道端で僕を見かけた人がいるかもしれませんね。」

―この間どうすごされていましたか?―
「去年は、ドラマや「三食ごはん」、今年は、「花よりおじいさん」と「三食ごはんシーズン2」があり多忙にしていましたが、ようやくすべての撮影が終了ました。」

―「花よりおじいさん」は、俳優の大先輩方を旅行にお連れする番組ですが、大変なところは?―
「(しばらく考えて・・・)大先輩方は舌が肥えているので、食事を考えるのが一番大変。
料理は得意ではないし、食べ物についての知識もないので大変だったが、今回は、女優のチェ・ジウさんと一緒だったので、彼女が料理をしてくれたり、様々な準備をしてくれたので、楽に旅行を進めることができました。」


―「三食ごはん」でも共演しているチェ・ジウとは、仲いいのですか?―
「チェ・ジウさんがドラマの撮影があるので最近は会っていませんが、広告も一緒にやっているので頻繁にではないですが、時々連絡したり、時々会ったりもするともありますね。」

―ラジオのDJについて―
「ペチョルス音楽キャンプラジオのDJをやったが、未経験だったのでとても緊張しました。でも、もともと音楽が好きなので、もしまたチャンスがあったら次はもっと上手にできると思います。
自分の好きな音楽をみなさんと一緒に共有できるというところがラジオのいいところだと思っています。
好きな音楽のジャンルは、ロック。子供のころから洋楽を好んで聞いていて、日本にコンサートを見に来ることもあるくらいロックが好きですね。」


ここでイ・ソジン愛蔵品プレゼントコーナーへ
好感度が高く、韓国ではCMキングといわれているイ・ソジン。 
CM撮影時に着用した衣装が抽選で3名にプレゼントされた。
選ばれたファン3名が舞台に上がると、イ・ソジンが直接シャツを着せてあげるサービスぶり。
几帳面にたたみ直して手渡し、背中にそっと手を添えて当選者を見送るイ・ソジン。さりげない仕草の端々に大人の優しさを感じる。

プレゼントコーナーの次にはエプロンをしたイ・ソジンが登場。
「三食ごはん」でおなじみのナ・ヨンソクPDより、本日のメニューが発表された。
1. ベーグル、 2.日本風ポテトサラダ、 3.レモネードの3品だが、番組でも指令どおりに作らないのが
イ・ソジン風らしく、ベーグルは急遽「カンパーニュ」に変更された。
「カンパーニュ」とは、ナッツ類がたくさん入ったパンのことで、自信があるとのこと。
早速、カンパーニュ作りスタート‼
まずは、強力粉3/4、薄力粉1/4を混ぜて、塩と砂糖、イースト菌、水を混ぜて…と細かく説明しながら生地作り。ここで、生地を寝かせるそうだが…、公演前に会場入りして実際にこねて寝かせておいたという生地が運ばれてきた。
生地を丁寧に形成し、オーブンの中へ。焼き上がりまで23分、楽しみに待つことになった。
正真正銘のイ・ソジン手作りのカンパーニュだ。

カンパーニュが焼きあがるまでの間には、「三食ごはん」にまつわる話を聞くことができた。
「三食ごはん」では、作業を手伝ってくれる二人の部下がいる。ひとりは弟分のオク・テギョン。もうひとりは、僕より年上のマンネ(末っ子)のキム・グァンギュだ。
大韓民国のシングル男性の代表者、歳はとっているけど聞き分けがなく、永遠にシングルだと思う~と紹介されたキム・グァンギュがここで登場! 「子分です」と日本語で自己紹介するキム・グァンギュに客席は
大爆笑。 キム・グァンギュが登場して、少しホッとした表情のイ・ソジン。
質問への答えを譲り合う姿に仲の良さが伝わってくるようだった。
イ・ソジンが、「親しくなったきっかけは、「紅の魂」というドラマで共演したときに親しくなりました。その後、「本当によい時代」では撮影期間がとても長かったのでいっそう親しくなったんです。キム・グァンギュさんは、僕より年上のお兄さんだけど子供みたいに分別がないことが多く、面倒を見なくてはいけなくて、そのせいで親しくなったのかもしれません。」と言えば、キム・グァンギュが「私も同じ思いです。イ・ソジンさんは、大韓民国の俳優の中で一番不平不満が多くて、性格が悪いです。いろんなことをこと細かくうるさく言うが、その分、人に対して世話を焼いてくれる、温かい人「親分」です」と答えた。
ガールフレンドが多いこと、共演した女優さんがみんなイ・ソジンを好きになってしまうことがうらやましいという。
イ・ソジンは、「僕はこの広い額を愛してるんです。」とキム・グァンギュおでこに手を当ててみせた。
番組内でよく飲んでいる「ヤバンヌン」というお茶について、キム・グァンギュは「夜のトビラを開くお茶だ」とソジンさんが勧めてくれたお陰で新しい世界が開けた・・・と笑わせた。

ここで、キム・グァンギュが昨年発売したという曲、「ヨルリョラ チャムケ(開けゴマ)」を披露。イ・ソジンが選んでくれたキラキラの真っ赤な衣装に身を包み熱唱。会場は大いに沸いた。

一度舞台を後にした舞台に女優のパク・シネとチェ・ジウからお祝いメッセージが流れイ・ソジンが再び登場。

「ピー‼」という音とともに、カンパーニュが焼きあがった!! うまく焼しきあがったようだ。
ここで、三食ごはんで共演しているオク・テギョンからの応援メッセージを仲良く映像を眺める二人。

一食ごはん作り
2つ目の日本風ポテトサラダ
主婦も驚く高速ジャガイモの皮むきを披露、飛び散るジャガイモの皮をキム・グァンギュがゴミ袋を持ってキャッチ!!ここでもコンビネーションのよさを見せ付けた。
客席にインタビューをして日本風のポテトサラダを作った。
ジャガイモをつぶしたり、ハムや野菜を細かく切ったりとふたりとも作業に集中して無言。
ファンもそんなふたりを無言で見守る。まったく料理はしないというイ・ソジンだが、なかなかの包丁さばきだった。この番組を通してできるようになったそうだ。味を調整してついに完成!!

3つ目のレモネード
半分に切ったレモンをグラスの縁を使って絞る技は、「花よりおじいさん」で先輩俳優さんにお酒を飲み時に絞る方法として教えていただいたそうだ。チェ・ジウが、レモンを絞った焼酎が本当に好きだと教えてくれた。
グラスに氷と番組で実際に作ったチョンソン産のはちみつを入れてかき混ぜる。氷を先に入れてしまったせいで、かき回すことができず、はちみつが溶けないと怒るキム・グァンギュ、お構いなしにはちみつを追加投入するイ・ソジン。良いコンビだ。
グラスの縁についたレモンの果肉を拭取りながら、食べ物は見た目も大切だとこだわりも見せた。
ミントを飾り付けて出来上がり。

粗熱のとれたカンパーニュをカット。
パン用のナイフがないため、包丁でカンパーニュをカットしようとしたが、なかなか切れなくて苦労する姿が微笑ましい。
出来上がった3品を、抽選で2名のラッキーガールにおもてなしすることに。
この2人はきれいに盛り付けられたカンパーニュ、ポテトサラダ、レモネードを会場の約1000人の観客とイ・ソジン、キム・グァンギュに見つめられながらの実食。緊張のため、手が震えてしまうラッキーガールだったが二人ともしっかりと、おいしくいただいたようだ。

イ・ソジンが、残ったカンパーニュを小さく切り、多くの人に食べてもらいたいとの希望で、急遽抽選で5名が選ばれ、パンを一口ずつプレゼント。舞台の上で食べきってくださいと言われ大急ぎで食べる5名。
自分が作ったものをおいしいと言っていただけて本当にうれしいとイ・ソジンは満足顔。

その後、イ・ソジンが焼いたカンパーニュの袋詰めを、本日のファンの中で最年長の2名に、ぬいぐるみを最年少の1名にプレゼントされた。
直接、座席まで届けて2ショット写真のサービスまで、プレゼントされた本人も大喜びだが、周辺の席の方々も目の前にいるイ・ソジンに大喜び。悲鳴にも近い声が響き渡っていた。

最後に、
「キム・グァンギュの歌について、改めてお詫びします。やらせてはいけないことをやらせてしまいました。」と笑わせ、 「韓国では、このようにファンと一緒に時間を過ごす機会がなく、したことがありません。日本でファンの皆さんと過ごすことは、はじめは緊張しましたが、最近はみなさんと一緒に過ごす時間が楽しくて、自分も楽しめるようになりました。みなさんも楽しんでくださっているので本当にうれしいです。
いつも日本に来るたびに新しい姿をお見せしたいと思っているのですが、今回は思ってもみなかった料理を皆さんの前ですることになりました。料理をする姿をお見せできたことを光栄に思うし、みなさんが喜んでくださったことで良い思い出として残ると思います。
今日は本当に来てくださってありがとうございました。みなさんの幸福を祈っています。」
とファンへ想いを伝え、舞台左右を移動し、会場中に挨拶をして退場した。

その後、イ・ソジンを囲んで20名ずつの記念写真撮影会が開催され、ファンは幸せな気分で岐路についたようだ。


2015.9.19