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Kim Jae Uck 2015 Fanmeeting
韓国ドラマ『コーヒープリンス1号店』、『赤と黒』、『メリは外泊中』 などで活躍、また、ミュージカルや
ミュージシャンとして、多彩な姿を見せる、俳優キム ジェウクが、前日の Zepp Namba(大阪)に続き、
7月20日 舞浜アンフィシアターにてファンミーティングを行った。 

オープニング
俳優で監督のリュ・ドックァンの演出で、キム・ジェウク自身が成長してきた過程のポイントを映像化したという、少年の映像が流れ・・・・・舞台中央のピンスポットの中から紺色のスーツ姿のキム・ジェウクがから登場。
相変わらずの流暢な日本語で「どうもこんばんは、キム・ジェウクです」と挨拶する彼をファンの大歓声が迎えた。

まずはMCとの近況トークへ。

― 昨日は大阪で開催されましたが、今日の東京でのファンミーティングはいかがでしたか?
(ゆっくりと客席を見回してから)「本当にお客さんが多いですね、ありがとうございます。」

― 緊張するタイプですか?
「ミュージカルやバンドで舞台に立つときは、あまり緊張しないんですが、このようなファンミーティングのように素でいるときにはちょっと緊張します。」

― 昨夜、新幹線で東京に移動したそうですが、よく眠れましたか?
「東京のホテルで受けたマッサージ中に、マッサージ師さんが60分間しゃべりっ放しだったので~体はリラックスできたが、頭の中がリラックスできず微妙な状態で眠りました(笑)。5時間は眠れました。」

― 今回のファンミーティングは、演出、グッズ、映像すべてプロデュースしたそうですがどのようなコンセプトで?
「100%ではないけれど、すべてに関わっています。全体的なコンセプトは、自分で考えたものではないですが、映像を使ってみようとかといった案は一緒に話して決めていきました。」

― 公開前の2本の映画はどんな映画ですか?
「1本は、半年前に撮影したもの。春川という韓国の地方都市でずっと撮影していました。シリアスな映画で、
警察官役です。警察官という職業よりも、ひとりの男性の私生活についてもっと描かれた内容になっています。もう1本は、コミカルな映画。元カノと今カノの間でジタバタするおっちょこちょいな、間抜けな男の役。昨日大阪で話したら「最悪」と言われてしまいました。韓国での公開は今年の秋頃の予定です。」

― ミステリアスなイメージがありますが、プライベートなこと色々聞かせてください。
「一人暮らしで、犬を1匹(タウンちゃん)、猫を1匹(ムリャンちゃん)を飼っている。犬は保護センターから譲り受けた保護犬で、すでに名前がついていたので、犬猫合わせて「感慨無量」にしたかったが叶わなかったんです。部屋の間取りは、3LDK、自分のベッドはスリーキングサイズ、ペット専用の部屋もあります。」

4階建ての2階等々ホワイトボードを使って惜しげもなく説明してくれたキム・ジェウク。料理も得意だそうだ。

ここで突然の舞台が暗転。
松田聖子さんの音楽に合わせて、白いドレスを着た「松田リュウコ」ちゃん登場!!
彼女は、今年4月に開催されたキム・ジェウクがボーカル&ギターとして参加するバンド「Walrus」の
ワンマンライブにて登場して以来、2回目の登場だ。

続いて観客から寄せられた質問に答えるコーナーへ。
質問者の席まで行って答えてくれるキム・ジェウクが移動するたびに、ファンの大歓声が沸き起こった。

― プロポーズをするなら、どんなシュチュエーションがいいですか?
「付き合っているうちに少しずつ、どういうプロポーズをされたいのか探りつつ、彼女が喜びそうなプロポーズを考えると思う。」

― お酒を飲んでの失敗談やエピソード、酒癖を教えて。
「記憶がなくなったことはないが、お酒を飲むと寝てしまう。」

― 最近、仕事以外でチューしたのはいつですか?
「これから公開される映画の中で、濃いチューが2回あった。それが最後ということにしましょうか(笑)。」

― 女性から日本語で言われてグッとくる言葉はなんですか?
「『うれしい』って言われたらうれしい。本当にうれしいっていうのは、トーンとか表情でわかるから。」

― 女性に着けて欲しい下着の色は何ですか?
「色だけでは言いづらいですね、形??そうじゃなくで、その人に合うものがいい、その人の雰囲気と肌の色と スタイルにあったもので・・・僕はそんな簡単な男じゃないですよ。」

― 最近、片想いをしていた男性に振られてしまったが、その人が忘れられない。どうしたらいいか?
「自分の気持ちも大事ですが、相手の状態もすごく大事なんですよ、恋ってタイミングっていうじゃないですか・・・。僕の答えであなたがどういう選択をするかを考えたら、軽くは答えられないけど、自分の意見を言えば・・・やっぱり苦しい気持ちも大切だと思う。だって、誰も好きになれない気持ちは一番寂しいじゃないですか、人として。誰かを好きになって、その恋が叶わなくて苦しい感情もあとで考えてみたら、その時は生きていたなと思うし、そんな感情もありがたいと思いますよ。あきらめるか、このまま好きでい続けるかは、自分で考えるのが一番です。僕が言えるのは、がんばってくださいだけです。」

― 結婚願望はありますか?子供は何人欲しいですか?
「結婚願望はあります。でも、年齢とか条件とかで決めたくはありません。結婚したいなと思う女性が現れたら結婚すると思います。子供は、息子と娘ひとりずつ2人欲しいですね。」

― 変な癖はありますか?
「犬に普通に話しかけてるかな。犬や猫に対しては、普通の言葉で。酔った時は赤ちゃん言葉になっちゃってるかも。」

どの質問にも時間をかけて誠実に答える姿が印象的なキム・ジェウク。
質問コーナーの感想としては、「大阪と質問の種類も違うけど、客席を回っているときにセクハラがなくてよかったです。ありがとうございます。」と笑った。大阪では、なんとお尻を触られたそう。

質問者の中からベスト4の質問者へ、キム・ジェウクが三清洞で自ら選んで購入した品やドラマの撮影で
着た衣装が送られ、2ショット写真もプレゼントされた。
次のミニライブステージを待つ間に流された映像では、三清洞でプレゼントを購入しているキム・ジェウクが映し出され、ファンを想うその真剣な姿に会場は胸キュンだ。

次のコーナーはミニライブへ。
大学時代から付き合いのあるというメンバー(ヤン シヨン、イム ホニル)と一緒のミニライブが始まった。
「Walrus」の曲を含めて韓国語の曲 2曲、洋楽 1曲(Sting「Shape of My Heart」)、日本の歌 1曲(Mr.Children「HERO」) 合計4曲をしっとりと歌い上げた。トークと同様に歌詞を丁寧に語るように歌う姿が印象的だ。


ミニライブ後に一人残された舞台でファンに語り掛けるキム・ジェウク。
「今日はどうでしたか、楽しんでいただけましたか?
昨日も寝る前に考えたんですが、ファンミーティングは不思議なものですね。
バンドもやっているし、芝居で舞台に立つこともあるけど、このような素の自分をお見せするファンミーティングは面白いのかな、何をしたらいいのか、どうしたらみなさんに幸せになっていただけるのか、スタッフの協力も あってやってるけど・・・不安なんですよ。イベント代ほどの価値がある内容なのか…。
国が違うし、日本語話しているけど韓国人だし、しょっちゅう日本に来られないけど、これからも年に1回はやりたいと思っています。ファンミーティングは、僕も毎回幸せな気持ちで、もっと頑張らなくちゃ、とポジティブな気持ちで帰れるようです。本当にありがとうございました。後ほど握手会であいましょう!」と笑顔をファンに見せると、「じゃぁ」と両手を広げ、ファンを包み込むポーズで舞台を後にした。

今後の活動は 「一日も早く、ドラマを決めたいと思っている」というキム・ジェウクの、穏やかで、誠実な人柄がにじみ出た笑顔いっぱいのファンミーティングは最後に、参加者全員と握手会で幕を閉じた。
キム・ジェウクとファンにとっては濃密で楽しいひとときとなった。



2015.8.1