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イ・ミンホ 初主演映画 『江南ブルース』 プレミアム上映会・記者会見
7月12日  パシフィコ横浜国立大ホール

アジア中の女性を虜にしている 若手実力派俳優イ・ミンホが 映画初主演作となる 『江南ブルース』が10月17日、ついに日本公開! それに先立ち7月12日、舞台挨拶付きプレミアム上映会の為に緊急来日、同日記者会見を行った。

映画『江南ブルース』は 韓国で公開と同時に初登場1位を獲得し、観客動員数が200万人を超えるなど話題をさらった。 また、主演のイ・ミンホはドラマで見せていた ロマンティックな役柄と一転、野心溢れる鋭い眼差しと激しいアクションシーンにも挑戦し、新たな一面とその可能性を見せつけた。

少々緊張気味の笑顔で舞台に姿を現した、イ・ミンホ。
日本語で「よろしくお願い致します。こんにちは、イ・ミンホです。」と挨拶から会見がスタート。

―映画主演作品として この『江南ブルース』を選んだ理由は?

「ドラマでは、ラブストーリーや王子様のイメージの強い役柄を演じてきましたが、映画では強烈なイメージ、そして深みのある意味のある作品に出たいと思っていた矢先、ユ・ハ監督に出会い、今回の映画出演をすることになりました。」

―ロマンティックと一転、男らしい役柄で激しいアクションシーンが登場したが、どんな怪我を?

「いつもアクションシーンを撮るときには、少しの怪我は付き物ですよね。今回も大怪我ではありませんが、小さな怪我がありました。たとえば足の爪が少し取れてしまうとか、どこかを捻ってしまうとか・・・そういった怪我は少しありました。」

―1番大変だったシーンは?

「アクションシーンの中でハイライトにあたる部分になるんですけど、泥の中でのアクションシーンがあったんですね。あのシーンは1週間ぐらい撮影が続きましたが、150人ぐらいの人たちと苦労して撮ったシーンです。」

―演じるジョンデは、土地への野心とキム・レウォン演じるヨンイとの友情の狭間で揺れ動く、感情表現が難しい役柄だが、心がけていたことは?

「まず僕が考えたのは、出口の見えない若者や青春、そんなやりきれない想いを抱えている青春を描くということでした。台本を見たときに感じたのは、これは、背景は変わっていますが今の時代にも置き換えられると感じました。今現在も20代前半の人は青春を謳歌していますが、これからどうやって生きていったらいいのか、どうやったらより良い人生を生きていけるのか考えていると思うんですね。そういったところに重点を置いて演じました。」

―「江南ブルース」の見どころ、ジョンデのシーンで個人的に好きなシーンは?

「これまで僕は、たくさん財閥の御曹司の役を演じてきたわけですが、この映画では登場のシーンからボロ拾いをしているような型破りな姿で出てきます。そんなふうにして、ジョンデの感情ラインを追いかけながら観ていただければいいな、と思います。そして映画の中には永登浦(ヨンドゥンポ)というところに行くシーンがありますが、そのときの気持ちは、このままではいけない。これ以上こんなふうにしていてはいけないから自分が何か変わらなければいけない・・・という思いで、ジョンデが動き始めます。そのあたりがモンタージュで描かれていますので、そういった所にも気を配って観ていただきたいと思います。」

―韓国で初登場1位を記録し、想い出深い作品になった本作に出演したことで演技に対する姿勢や想いなどに変化は?

「実はこれまで映画の出演を避けていた理由があるんですけど、それは映画というジャンルの特性上、主演を担うと責任感をたくさん担っていかなければいけない、そして重みのある感情、深みのある感情を消化して表現していかなければならないという点があります。そういったことを受け入れられる年齢になったら映画を本格的にスタートしたいと思っていたのです。そして今回まさにスタート地点が 『江南ブルース』になったので、これからドラマや映画を渡り歩きながら、深みのある感情を表現していきたいと思います。そしてこれからも良い演技を皆さんにお見せして、成長していきたいと思います。そんな姿でまた皆さんにご挨拶を出来ればと思います。」

―ファンへメッセージを

「今日は、暑い中、来て下さりありがとうございました。暑い日が続きますのでその暑さに気をつけてくださいね。そしてずっとお幸せにお過ごしください。 (日本語で)ありがとうございます。」

フォトセッションでは、イ・ミンホのその長い手足に、記者から感嘆のため息も。
カメラマンの掛け声に時折はにかみながら、笑顔を向けていた。

会見の後は、プレミアム上映会・夜の部でファンと対面する。


江南ブルース

【キャスト】
イ・ミンホ(「相続者たち」「シティーハンター in Seoul」)、
キム・レウォン(「食客」『マイ・リトル・ヒーロー』)、
ソリョン/AOA(「いとしのソヨン」「おバカちゃん注意報」)、
チョン・ジニョン(『国際市場で逢いましょう』『王の男』)
【スタッフ】
監督:ユ・ハ(『マルチュク青春通り』『卑劣な街』)

■映画公開日:2015年10月17日
■原題:강남1970/英題:Gangnam 1970
■製作年:2015
■配給会社:クロックワークス
■コピーライト:© 2015 showbox/mediaplex and
m.o.vera pictures ALL RIGHTS RESERVED.

上映劇場:シネマート新宿、
シネマート心斎橋ほか全国ロードショー



2015.7.20