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『太陽を抱く月』KNTV日本初放送記念~キム・スヒョン来日記者会見

韓国文化院ハンマダンホール 20120704

韓国内で最高視聴率46.1%(AGB二―ルセンメディアリサーチ首都圏エリア)を記録した宮中ラブロマンスがいよいよ日本に初上陸! 若き王と美しい巫女の哀しく切ないラブロマンスが多くの涙と感動を誘った超話題作の初放送を記念して 韓国若手俳優人気№1の主演のキム・スヒョンを迎え記者会見がおこなわれました。

2007年シットコム「キムチ・チーズ・スマイル」でデビュー後、数多くの人気作品に出演を重ね2010年「ジャイアント」ではSBS演技大賞でニュースター賞を受賞するなど人気、実力を兼ね備えるキム・スヒョン。さらにはモデルもこなす彼が登場すると、そのスタイルのよさに会場からはため息が。


キム・スヒョン: 「こんにちは。キム・スヒョンです。よろしくお願いします。」と日本語の挨拶から会見がスタートしました。

―この作品を選択した理由は?
キム・スヒョン: 「一言で言いますと、僕が演じたフォンという役にすっかりのめり込んでしまったからです。
この役に挑戦したいと思いました。しかし本当に課題の多い役でした。王様としての立ち振る舞い、政治に携わること、叶わぬ愛と課題が多かったんですが、それが逆に自分を誘惑し、演じたいと思わせた役柄でした。」

―今回のドラマでは子役から成人役にバトンタッチをされましたがその時の気持ちは?
キム・スヒョン: 「最初から肩の荷が重いだろう、プレッシャーを感じるだろうと思っていました。子供時代を演じたヨ・ジング君は、非常にエネルギーにあふれた子役なので、しっかりと受け継がないといけないというプレッシャーが大きかったですね。最初からヨ・ジング君に助けられました。本当にありがたくて、彼が幼少時代を演じてくれて本当に良かったと思います。ヨ・ジング君がいたから、僕も頑張ることが出来ました。彼の演技を見ていたので、成人になってからの役柄を完成させることが出来たんだと思っています。この作品は子役の俳優と成人時代を演じる俳優のシナジー効果を出すことが出来たと思います。」

―共演者との撮影中のエピソードは?
キム・スヒョン: 「僕は韓国の数え年でいうと25歳になるんですけれど、今まで経験した寒さの中で一番寒かったんです。極寒の中を耐えなければならない状況でした。そんな中で記憶に残っているのは、演技をしてきた中で初めて俳優として皆さんと息を合わせることを感じることができました。感情を表現しなければならいシーンでの演技だったのですが、その当時は俳優もスタッフも寒さと空腹と眠気にさいなまれていて、しかもそれまでたまっていたストレスも感じていました。そういうものに追われている中での撮影だったのですが、俳優個人というよりもみんなが集まった時の結束力というものが、自分だけではなく、スタッフをもひっぱることができるんだということを初めて知りました。本当にその時の気分は幸せでした。その時の感情シーンというのはフォンが、ウォルがヨルだったという事実を知ることになるシーンです。僕がかなり涙を流すシーンだったのですが、その時はスタッフまでもが涙を流してくれていたのです。その時の気持ちは今も忘れられないです。現場は大変だったけど、非常に良い経験が出来ました。画面で見るとその現場で見るのとはまた違った気持ちだと思いますが、画面を通して視聴者の皆さんにも感じてもらえったら嬉しいです。」


―KNTVにて7月に1・2話先行、8月から本放送が開始となりますが、見どころは?
キム・スヒョン: このドラマは、朝鮮時代を背景に描かれているけれど、架空の王様が登場します。
ドラマを見る方には、拒否感なくドラマに入り込めると思います。
幻想的なファンタジー要素のドラマです。みなさんには肩の力を抜いて、身近に感じてほしいと思います。このドラマの中には、様々な愛のカラーが出てきます。このドラマに出てくる登場人物の全てが誰かを愛して恋愛をするんです。その中からみなさんが自分の好みに合った愛のカラーを選んでご覧になると、よりもっと楽しく見ることができるのではないかと思います。」

―時代劇に挑戦し、撮影前と後では気持ちの変化はありましたか?
キム・スヒョン: 「スタートする前は正直言うと、本当に憶病になっていて怖いという気持ちがありました。時代劇であり、王様の役ということが全て重くのしかかっていたんです。非常に大きなプレッシャーを抱えながらのスタートでした。課題もたくさん抱えていたし、俳優として最も大切な時期だということも感じていたので心配をしていました。
とある言葉を聞いたことがあります。〈何か物事をしようとした時、たとえその前にひるんでしまっても、怖いなと思ってしまっても、それが出来るとしたらとても勇敢な人だ〉 という言葉を聞いて少し意地になったということもあって、挑戦することにしました。準備をした上で臨んだわけですが、その中で参考にしたのは、漫画の中で「蒼天航路」という三国志を題材にしたものがあり、その中で主人公の曹操の役どころが今回演じたフォンと似ているところがあったので、参考にしたことで、助けになりました。
そうして撮影をスタートしたわけですが、出来あがってから思うと、僕がたくさん準備をしたから上手く演じられたからというよりも、共演をした同僚の方たちと本当に上手く息を合わせることができたから、良い作品が出来たのではないかと思います。このドラマが終わった後は、友だちも出来ましたし俳優としての良い先輩も得ることが出来ました。さらに、こうしてこんな風に日本に来る事が出来て本当にうれしく思います。でもこのドラマを取っている時は限界も感じていました。これまで演技をするときに、怖いなと思ったことはなかったのですが、カメラの前に立った時、本当に怖いな、とまだまだ自分は未熟だなと思いました。やはり役どころが王様ということもあり、政治を描いている点で王の周りにいる重臣たちとも心理的な戦いをしなければいけなかったという事が大変でした。一歩上をいきながら戦わねばならなかったので、自分はまだまだだなと感じました。そして劇中ではいろんな人物に命令をしなければならなかったのですが、そういう経験もあまりなかったので、その点も自分は足りない部分があるなと感じていました。そういったことで、皆さんに演技を見て頂くのは恥ずかしい思いもあるのですが、今でもまだ僕は挑戦中ですし挑戦できるということが嬉しいです。」


―愛に一途な役どころが多いが、実際の恋愛観は?

キム・スヒョン: 「演技をするときはある人物を演じるということですが、どういうキャラクターであっても自分が演じる以上は、無から有を作り上げることは出来ないと思っています。全く白紙の無の状態からスタートするのではなく、最初のスタート地点というのはあくまでも自分の中にあるものだと思っています。まず色をそこに置き、そこから自分を変化させていきながら役に近づいていくと今まで習いましたし、そう考えて信じています。そのようにして役作りをしてきましたがそれから考えると、これまで演じてきた役の中でもいろんな愛し方がありましたが、演じた人物の愛し方は僕の中にもあるものだと思っています。「ドリームハイ」のソン・サムドンの役や「太陽を抱く月」でのイ・フォンも一途ですよね。本当に一人の人をずっと思い続けるという役でしたので、きっと僕も一人の人を思い続けると思います。」


ファンへ一言
キム・スヒョン: 「2012年は僕にとって非常に意義深い年になりそうです。そしてこの2012年を最後まで良い形で締めくくれる様にベストを尽くしていきます。さらにまたこのように日本でもご挨拶ができるように頑張っていきたいと思いますので、みなさん、見守っていてください。ありがとうございました。」

キム・スヒョンはもちろん、チョン・イル、など注目の若手俳優の活躍や前半を盛り上げる子役の演技など、第一話からその世界にどっぷりはまること必至の2012年最高の話題作「太陽を抱く月」の放送開始が楽しみです!!

◆『太陽を抱く月』
KNTVにて 2012年8月18日(土) 日本初放送スタート!!
[本放送] 毎週土日 午後10時~11時15分  ほか


キム・スヒョン (KIM SOO HYUN) プロフィール
1988年2月16日
◆身長180cm
◆血液型 AB型
◆特技 歌、クライミング
デビュー
2007 MBC キムチ・チーズ・スマイル
受賞
2011年 アジアモデル賞、CFモデル賞
2010年 SBS演技大賞、ニュースター賞
2012年 百想芸術大賞、テレビ部門最優秀賞
主な主洪作品
■ドラマ
2012 MBC 太陽を抱く月
2011 K8S ドリームハイ
2010 SBS ジャイアント
2009 SBS 父の家
2009 SBS クリスマスに雪は降るの?
2008 KBS ジャングルフィッシュ
2007 MBC キムチ・チーズ・スマイル
■映画
2011 The thieves
2808 最悪の友達
2808 CHERRY BLOSSOM
■ミュージカル
2003 グリース

◆キム・スヒョンスマートフォンサイトオープン
  スマートフォンでアクセス!  http://soohyun.jp

2012.7.21