台湾ドラマ『僕らはふたたび恋をする』の日本放送開始＆DVD発売を記念して、主演のピーター・ホーさんとチャン・チュンニンさんが7月4日（水）に六本木の劇場にてファンを交えての公開記者会見に登壇しました。
午前中には同じ六本木でテレビ番号の放送に参加してきた二人ですが、そんな疲れも見せず、にこやかな笑顔で登場し、質問に答えてくれました。

―共演してみてのお互いの印象は？
チュンニン：　「ベトナムに行く前にはいたずらが好きな男性だと思っていましたけど、今回一緒に演じてみて素晴らしい演技の持ち主だと思いました。どちらかというとこの作品中のジアカイと似たような性格で、全ての事に対して自分の考え方を持っていて、現場でも監督と役作りについてアイディアを出したり～と、いち役者を超えてしっかりと自分の目標やプランを持っていると感じました。しかも他の人に対してもとても優しく真心を持っていますし、可愛さもあるし、とても素晴らしいなと思います。そして彼は台湾一の肉体美と言われていますが、その称号にふさわしいと思いました。（笑）」
ピーター：　「チュンニンさんはか弱い女性に見えますけど、実は彼女はすごく瞬発力を持っています。第一話にシャオシャンが泣いていて私が慰めるシーンがありますけど、大泣きしていた姿ではその激しさに驚きました。今までに相手役の女性でこれほどの演技を見せてくれる女優さんと共演したことはなかったので。彼女にもその時言いましたが、素晴らしかったです。そして非常に意志の強い女性です。撮影が終わった後すぐアメリカに行って21キロにわたるマラソンレースに参加したりとか、また別のエピソードでは撮影中にチュンニンさんの誕生日があったので、我々は用意していたバースデーケーキをいずらで彼女の顔につけたんです。そしたら彼女はリベンジする！と追いかけて、最後には僕がヘトヘトになり仕返しされました。彼女はマラソン選手ですから・・・僕が負けてしまいました（笑）」

―二人が台湾で気に入っているスポットを教えて下さい。
ピーター：　｢個人的に海辺が大好きですので、ケンティンという所がおすすめです。夏休中には大型音楽祭もあるので是非皆さん行ってみて下さい。｣
チュンニン：　「私は食べるのが大好きなので夜市をお勧めします。楽しいですよ！　是非行ってみて下さい。」

―台湾ドラマの魅力はどんなところ？
ピーター：　｢台湾は何といっても人ですね。いつも真心を持って接していますので、ドラマの中でもその精神は出ていて、人を感動させるようなストーリーが多いかと思います。｣
チュンニン：　「結局どんなストーリーでも人の心が大切だと思います。台湾ドラマは常に感情が密接に絡んでストーリーが展開していきますので、そこが台湾ドラマの特徴だと思います。」

―ドラマ中当初の二人は恋には発展しないと言う設定でしたが、一度破局した恋でも再熱する可能性はある？
ピーター：　「このドラマの中の2人の様に最初お互い誤解がありましたが誤解が溶けて一緒になるというのは良くあると思います。でも付き合っていて、例えば性格の不一致とか様々な理由があって別れた場合はまた再び一緒になる事はないと思います。」
チュンニン： 「ピーターへの質問だと思っていました（笑）　似たようは意見ですが・・誤解があって一緒になれなかったのが、ドラマの中の二人の表情からも感じ取れるように、誤解が溶けて尚更相手に対する想いが強くなり誤解が無くなった時には一緒になりたいという強い気持ちがあったのだと思います。」

―ドラマの中でピーターさんは脱ぐシーンが多かったのですが、チュンニンさんは慣れました？
チュンニン：　「彼はいつも家で自分と向き合っているので麻痺してるでしょうけど、我々は非常にその都度楽しませて頂きました。が慣れる事はなかったです。」
ピーター：　｢特に泳ぐシーンで上がった時に皆がタオル～タオル～と追っかけてくるので、その時僕は人気物でした（笑）」

―ピーターさんは『台湾一の肉体美』と言うキャッチフレーズがありますが、チュンニンさんにキャッチフレーズをつけるなら？
ピーター：　「台湾一のくいしんぼう！（笑）　いなごのように～　彼女が通った所は食べ物が何も無い（笑）」
チュンニン：　｢食べ物を見ると目がキラキラします！　運動が大好きでヨガとか水泳とかで食べる分は消費しています。｣

―今日会場に来られなかったファンにメッセージを
ピーター：　「皆さんのサポート、応援に感謝しています。そして今日この場にマスクをわざわざして来てくれている方のお見かけしますが、じつはこのマスクはドラマの１シーンです。是非皆さんこのドラマの面白さを周りに伝えて頂いて、そしてDVDの方も是非よろしくお願いいたします。」
チュンニン：　「恋愛中の男女はとてもかっこよく綺麗だと私は思います。ストーリーは良くあるものですが、私たち二人の呼吸がとてもあってそれぞれも持ち味もこのドラマで十分に出していますので、他のドラマで感じる事のない面白さを見ていただきたいと思います。絶対後悔はしないと思います。そしてこのドラマを見たら恋をしたくなると思います。どうぞよろしくお願いいたします。」

―お二人がドラマの中で何か印象に残った言葉は？
チュンニン：　「『微笑んでも一日。泣きながらも一日。』人生は常に困難が伴うもので、スタンスが大事だと思います。困難があっても微笑んで乗り越えて行くことが大事だと思います。」
ピーター：　「自分にとって今回のドラマにセリフは大変でした。ドラマの中で数字が良く出てくるんです。６０歳まであと何分くらいとか何時間くらいとか、円周率を３．１４１５～と２０桁ずっと言ったり・・本当に大変でした。それで撮り直しになると本当に落ち込みました（笑）」

―英語で演じるシーンはピーターさんならでは？
ピーター：　｢そうですね、私のバックブランドから監督が現場で足した部分ですが、後シャオシャンのお母さんは台湾語でしゃべる場面も多いのでそのコントラストも面白いと思います。｣

―最後に一言メッセージを
ピーター：　「皆さんありがとうございました。今日はこの場で馴染みの顔を多く拝見できまして嬉しく思っています。昔から日本で応援してくれている方、中国から会いに来てくれた方、本当に嬉しく思っています。」
チュンニン：　「このドラマはラブストーリーだけではなくて、エネルギッシュなドラマでもありますので是非見て元気になっていただきたいと思います。このドラマの英題はRing Ring Bellなんですが私たちもこのベルをしょっちゅう鳴らしに日本にきますので、今後も皆さんに会えるのを楽しみにしています。」

時折、耳打ちしあい質問の内容を確認するなど息の合った姿を見せてくれた2人の、恋する気持ちと元気をくれるラブロマンスは見どころ満載だ。