2006年のドラマ「秘密の校庭」でデビュー、2009年「花より男子～Boys Over Flowers」で主役の
ク・ジュンピョ役に大抜擢され、この作品をきっかけにアジアをはじめ世界中の女性を虜にしている
俳優イ・ミンホが、KNTV開局１５周年記念ドラマ「シティーハンター」の日本初放送を記念して来日。
今年３月から８月２５日に変更されたイベント「Minoz Japan 2nd Event」を前に、渋谷C.CLemonホールにて記者会見が開かれました。

７月に韓国での放送を終えたドラマ『シティーハンター』は日本の名作コミックを元に、舞台を２０１１年のソウルに移して制作。『トキメキ☆成均館スキャンダル』で認知度を高めたパク・ミニョンが再びヒロインを演じ、また日本でも人気の高いKARAのメンバー、ク・ハラが韓国ドラマ初出演という事でも話題に。　主演のイ・ミンホは本作で初となる本格アクションに挑戦しました。射撃や武術、柔道に至るまで自ら訓練に励んだ肉体改造によりタフガイぶりを発揮、最高視聴率２０．５％をマークするなど注目の作品です。

この記者会見会場には抽選で選ばれたイ・ミンホのファンも参加。壇上にイ・ミンホが登場すると大歓声が飛び、彼もその声に応えてしばしのファンサービスタイムから会見はスタートしました。

―「シティーハンター」主人公のイ・ユンソクの役を演じると決めたのは？
イ・ミンホ
「このドラマは私にとって今までにない新しいジャンルの作品でしたので、出演を決めました。
更に一つ成熟したイメージの表現が出来ると思いました。とても良い経験になりました。」

―一番記憶に残っているシーンは？
イ・ミンホ
「エンディングの場面になりますが、父親役の先輩とここで対面するシーンがありました。演技もお上手で、尊敬している先輩と涙なくしては見ることが出来ないシーンをうまくつくりあげる事が出来ました。今まで撮ってきたいろいろな作品の中でこんなに本当に涙が出てしまう場面は私にとっては初めてですので一番記憶に残っています。」

―印象に残るエピソードは？
イ・ミンホ
「撮影の後半部でものすごく雨が降りました。韓国のドラマというのは、生放送のように撮ってすぐ放送しますが、一週間ずっと雨が降りっぱなしでしたので室内の場面ばかり撮影していたという点です。
アクションシーンは個人的にはすごく楽しみながら撮る事が出来ました。」

―ワイヤーアクションは初めてでは？
イ・ミンホ
「専門的にワイヤーシーンを撮影したというのは今回初めてでした。身体が実際フワッと浮く時は少し怖くもありましたがスタッフがフォローしてくださいました。」

―見どころは？
イ・ミンホ
「既存のアクションドラマとは違うと思います。特にソウルの街の中をシティーハンターが活躍していきますので、ソウルの綺麗な所をお見せ出来るのが一番の見どころではないでしょうか。」

―忙しい撮影が終わり、どのように過ごしていましたか？　何がしたかったですか？
イ・ミンホ
「まずは、時間に縛られずに寝る時間が欲しい！思っていましたが、それについてはある程度成し遂げたという状況です（笑）　撮影が終わり休んでばかりではなく、今回のように海外へ行ったり・・・というスケジュールをこなしています。これは普段のスケジュールに比べてより自由を感じることが出来て楽しいですね。今回の日本訪問も私にとっては休息のような楽しい時間を過ごしました。」

―日本でも人気のあるドラマ『華麗なる遺産』のチン・ヒョク監督とのお仕事はどうでしたか？
イ・ミンホ
「監督はディテールをはっきりとさせる方でした。キャラクターについても、「この感情を生かして！」というものがあるので正確に表現することが出来ました。また俳優とのコミュニケーションもよくとっていらして、俳優の感情表現に重きをおいてくださり、それをストーリーに展開することがとてもお上手だと思いました。また、私達俳優の気分を楽にしてくれる、そんな監督でしたので私達も一生懸命演じることが出来たのだと思います。」

―今後演じてみたい役柄は？
イ・ミンホ
「今まではスタイリッシュで着飾っているイメージの役が多かったのですが、これからは明るい25歳の若さや健康的な部分が出る、そういうキャラクターを演じてみたいと思います。」
　
作品ごとに様々な表情をみせ進化し続ける俳優イ・ミンホ。　　
１０月から日本初放送の『シティーハンター in Seoul』で更なる魅力を日本ファンに見せてくれることでしょう。

昨夜は１０時に就寝し、今朝は１０時に起きたというイ・ミンホは計１２時間の睡眠でお肌も、笑顔も輝くよう。２回目となるイベント「Minoz Japan 2nd Event」でのファンとの濃密な時間を前に準備は万端！
高鳴る気持ちが隠せない様子で会見を終了しました。