「はじめまして。新年明けまして・・・・・新年明けましておめでとうございます！」

通訳の方に途中聞きながらの日本語の第一声に、記者から「初めてじゃないよ！」との突っ込みが入ると
「久しぶり！」と言いなおし？会見がスタートしました。
（登場時、イタズラ心で記者席をまわったせいで用意しておいた挨拶を忘れてしまったようです）

―バースデイイブ（.誕生日の前日）にファンとお祝いする気持ちは？

「まだ、ファンのみなさんにお会いしていないので実感はわきませんが、実際にファンのみなさんに会ってお祝いをして頂いたら、ああ、誕生日なんだなぁーと実感すると思います。誕生日の前日に前夜祭のように祝ってもらうのは初めてです！」

―2010年はミンギさんにとってはどんな年でしたか？

「少し休みながら、また新しい事にも接することが出来た一年だったと思います。　『TSUNAMI』という映画に出演した後に少しお休みをとってまた仕事をするという・・・・通常は一年間ずっと仕事をしている感じでしたが、去年は仕事と休みを両立できました！」

―新年を迎えましたが今年の目標や抱負は？

「今年はすでにクランクアップしている『クイック』と、現在撮影中の『不気味な恋愛』、映画２本が公開される予定です。昨年の『TSUNAMI』以降、作品を通してみなさんにお会いすることができなかったのですが、今撮影している『不気味な恋愛』を一生懸命素晴らしい作品にするのが目標です。」

―ずっと応援してくれている日本のファンにメッセージを

「うん！（はい、の意？）本当にいつもいつも感謝の気持ちでいっぱいです。日本では韓国のドラマがたくさん放送されていて、僕もドラマを通して良い姿をお見せできれば～と思っていますが、最近は映画が続いているのでその点は申し訳なく思っています。これからも素晴らしい作品を作り、素晴らしい姿でみなさんにお会いできるように一生懸命頑張っていきたいと思います。」

―共演した先輩俳優、大物俳優の方から学んだものは？

「ご存知のとおり、共演した方々は俳優として認められている方ばかりです。そんな方々を見て私が感じた事は（演技の道に正解はないのだな）と言う事です。俳優として目指している所も、俳優としての生活スタイル、考え方、アプローチもそれぞれ違っていました。みなさん素晴らしい方ばかりで、それぞれ”この先輩の場合は、こうだからこうなれたのだな”と考えていきました。そして、先輩方が個々にオリジナリティがあるのを見て、僕も何かオリジナリティを持ちたいと思いました。今までは、良かれと思いあれこれとやってきましたが今後は何か核となるものを持つべきだなと思っています。僕は会う方によって考え方が変わっていくタイプなので・・・・・また考えが変わるかも知れません(笑)。 」

―今後演じてみたい役とチャレンジしたい音楽のジャンルは？

「あー　むずしいね！！（日本語で）
役柄については、こんなキャラクターというよりも、役柄の内面的な部分を表現することが出来る役を演じてみたいなぁと思います。音楽の場合には演技とは違い、仕事としてというよりも作業をしながら学ぶという立場ですので、自分が好きなもの、自分が表現したいもの、自分が好きだな、聞いてほしいな、と思うものを作っていきたいです。自分が曲を作っている時、アルバムを作っている時、その時々に感じたことを表現していきたいと考えています。」

―今回日本に来て新しい発見または驚きはありましたか？

「何かあったかなぁー？（しばらく考えて）　昨日は夕食にカニ料理を食べたんですね。
カニ料理をお腹一杯食べたんですけれども、僕は日本に来たらラーメンを食べないとダメなんです！でも、日程を見たら、ラーメンを食べる時間があるかどうか微妙だったので、昨日カニ料理を食べ終わった後にラーメンを食べに行きました。そこで感じたことは・・・・ラーメンはお腹が一杯の時に食べても美味しいなぁー！！と言うことでした。（笑）」

―どんなラーメンを？

「ねぎラーメンに卵を入れました！　　それにアサヒビール！！（笑）」

記者会見に続き、本イベントでも「イ・ミンギワールド」が炸裂！　愛犬トークや自分でデコレーションをしたバースディケーキを披露し（決して美味しそうでは・・・ない）会場は大爆笑の渦。またファンからはバースディソングとウエーブのプレゼントが贈られました。最後に会場のファンとの握手と写真撮影を終え、イ・ミンギは名残惜しそうに舞台を後にしました。