２年の兵役の間も衰えを知らない人気を誇る、俳優コン・ユが２月２８日パシフィコ横浜国立大ホールで
「コン・ユファンミーティング２０１０～With Yoo～」 をおこなった。

２年を経てファンにとっても、また、コン・ユ本人にとっても「待ちに待った」この日。
イベント前の記者会見でその気持ちを「とにかく緊張しています」と表したコン・ユが
舞台中央のバルーンから登場すると、会場は地響きのような歓声に包まれた。

黒のスーツに伸びてきた髪を前に立たせたスタイルのコン・ユに、会場からは「すてき」　「かわいい」の声。
それに応え、コン・ユ第一声は・・・・日本語で『皆さんにカタカッタです！！君、愛してる！』・・・・？？？
（記者会見でも悪戦苦闘していた『皆さんに会いたかったです！！皆、愛してる』ですね）

この日は学生時代の友人でもある金・景太がMCを務め、素顔のコン・ユの魅力を引き出すのに一役買い、
昔の写真や除隊直後に同行した日本の温泉での写真などを披露した。
「この温泉の時は誰にも気づかれませんでしたね。この２年間の間に忘れ去られたんだなーと思いました。」
とコン・ユが茶目っけたっぷりに嘆くと、会場からは「うそー」の声。
また「２カ月でこんなに伸びるのはタダものではないですね。」と伸びかかった髪を突っ込まれると、
金・景太がすかさず「夜はよく、ある雑誌を見ていましたよ！」と暴露。
韓国でもエッチな人の髪がよくのびる・・・と言われているようで、しどろもどろのコン・ユが「だ、だって僕は普通の健康な男なんだー！！！」と叫んで笑わす場面も。

この日は軍隊で担当していたDJ『コン・ユの待つ２０時』の再現や、歌の師匠でもあるBrown Eyed Soulのチョンヨブがコン・ユの為につくった新曲を歌い、定評のある歌声を聴かせた。またチョンヨブとBrown Eyed Soulの「Nothing Better」 をデュエットしファンを魅了。
更に会場を背にした記念撮影や目覚まし着うたを全員とデュエットで吹き込むなど、ファンとの時間を心から楽しんだ。なかでも印象的なのは、会場を埋め尽くす５０００人のファンが青と白のボードでウェーブをつくり、
最後に『❤　YOO』の文字が現れるという場面だ。
知らされていないコン・ユはキョトン。
『すげー』と言ったまま・・・しばし言葉をなくして・・・途端に、瞳に涙が一杯になってしまった。
こんな彼の表情を目の当たりしてしまったら、これからもずっと彼から目が離せなくなってしまう。

気になる今後の活動について、確定した作品はまだ無いが「まずは映画を」と考えていという。
「キャラクターだけでなく作品全体のクオリティーの高い作品に出たいと思っています。そのあとに皆さんが望んでいるドラマに！！」との事。
ファンの期待も高まるばかりだ。

２年経って変わらぬ上に伸びた肢体と、小さな顔、長い指、そしてピュアな姿を見せてくれたコン・ユ。
人として、俳優として更に自信を増し、作品のなかでどう生きるか楽しみだ。