朝の早い時間の記者会見では「まだ頭が廻ってなくて・・・日本語が上手く出なくてごめんなさい」という言葉が嘘のような、流暢な日本語で全ての質問に答えたキム・ジェウク。
（幼年期の７年間を日本で過ごした彼はネイティブ並みの発音だ。）

ドラマ「風の国」以降はモデルやバンドの活動をして過ごしていたという彼は、この秋に韓国で開催された
国内最大のインディーズフェスティバル、ＧＭＦ（grand mint festival 2009）のフェスティバルガイとして広報を担当、またボーカルを務める彼自身のバンド、Walrus（ウォルラス）としても参加した。
大学の同期3人で組んだこのWalrus（ウォルラス）の音楽ジャンルはロック。
「皆が一緒に歌えて、共感できる少しイージーなロックを目指して今は探っている感じ。」なのだ。
作詞も手掛ける彼に日本での活動予定を聞くと、　「この下手な？日本語で詞を書くのは大変！」
と笑いを誘ったが、「まずは韓国でライブ活動から。そしていつかは日本でも！」と展望を語った。

今回のファンミーティングのタイトルは『キム・ジェウクが贈る　ＬＯＶE　ＳＴＯＲＹ』。
自身の今のＬＯＶE　ＳＴＯＲＹは？　愛は告白されたい？したい？　の問いに
「今は恋愛していなくて寂しいです。　告白は自分から！ってそれは男がすることでしょ！」と男前な答え。
さらにその告白はドラマのように大がかりに？　と聞かれると間髪入れずに「それは絶対に嫌！！」と即答。
会場を笑わせた。

その後のファンミーティングではさらにキム・ジェウクのクールで正直なトークが炸裂。
この1年は何を？の問いに・・・「楽しく遊んでました」とサラッと答えると
「あ、この部分は上手く編集してくれると思います！」と司会者がフォロー。その後このやり取りが数回・・・。
このキム・ジェウクらしさにファンは大喜びだ。
また前日の空港で、待っていてくれた多くのファンに感動したものの、
「それをどう表現して良いのかわらず、素っ気なく通り過ぎてしまって・・・・ごめんなさい。」とぺこり。
このクールだがどこか温かくピュアな部分が皆に愛される所以だろう。

日本初お披露目のWalrus（ウォルラス）はビートルズの『Yesterday』やミスター・チルドレンの『僕らの音』など をアレンジ。キム・ジェウクは全６曲を熱唱し会場を魅了、その後の握手会では1200人とのふれ合いを楽しんだ。

主催：㈱フラウ・インターナショナル　http://www.frau-inter.co.jp/