来る10月10日に東京、渋谷の代々木第一体育館、第二体育館、SHIBUYA-AXおよびその
周辺一帯で、映画・音楽・スポーツなど多彩なWOWWOWの魅力を体感できるイベント
「WOW FES!(ワウフェス)」のメインゲストである韓国の映画俳優チョン・ウソンが7月22日、都内での
記者会見に華麗な姿をみせた。
「WOW FES!」は渋谷の会場を起点に、放送とイベントを融合させて午前10時から夜10時までの
12時間、現地特設スタジオからの生放送を中心に無料放送をするという大掛かりなイベントだ。
2011年のテレビ放送の完全デジタル化で、フルタイム・フルハイビジョン・3チャンネル放送が実現する
WOWWOWが本格的なデジタル放送時代に向け『これからのテレビ』の具現化の一つとして大きな挑戦
の第一歩となる。
チョン・ウソンはこの「WOW FES!」の映画企画の顔として“MOVE STAR’S PROJECT”に参加、
10月10日当日は今秋劇場公開の最新作『きみに微笑む雨』のジャパンプレミア試写会やトークイベントなど
を開催。その模様は全国に生中継される。また中国での撮影現場からソウルでのオフなどに密着した
ドキュメンタリー『密着!チョン・ウソン 100日間の軌跡』も同日に放送。
さらに10月17日にはなんと劇場公開前に『きみに微笑む雨』を放送するというから驚かされると共に
このプロジェクトに対する彼の意気込みを感じる。
この日、黒のタキシードにドット柄の蝶ネクタイ姿で記者会見に臨んだ彼は公式には3年ぶりの来日だ。
長い手脚を若干持て余すように登場したチョン・ウソン。
「WOW FES!」に参加することについてや映画製作に対する想い、更に気になる噂ついてを語った。
―公開前の映画『きみに微笑む雨』を先にWOWWOWで放送することについて?
「確かに映画のことだけを思えば異例かもしれませんが、このプロジェクトの話を頂いた時にどこから
勇気が出たのか「やりたい!」と思いました。このプロジェクトが成功すれば映画にも良い相乗効果があると
思います。」と答え、映画俳優として参加できることへの喜びを語った。
映画『きみに微笑む雨』は米国留学中に.淡い想いを残したまま離れた男女が数年後に偶然再会、恋に落ちてゆく姿やその愛の行方を描いている。四川省の省都 “成都”で中国政府全面協力のもとオールロケーションで撮影された。
成都について聞かれたチョン・ウソンは、
「成都は美しい女性やパンダ・食べ物やお酒が有名だそうですが、美しい女性はほとんど北京に行ってしまうそうで全く会えませんでした・・・かわりにパンダとはたくさん会ってきました!」と言って会場を笑わせた。
―役を演じるうえで大切にしていることは?
「シナリオによって自分がいかに説得されるか、真実が込められているか?をまず考えます。
さらに最近では、キャリアが積まれていく上で映画の持つチャレンジ性や新しい試みについても興味を持つようになっています。」と語った。また以前より持っていた「映画監督への夢」については 「小さなプロダクションを2年前に立ち上げまして、『きみに微笑む雨』では共同制作としても参加しています。監督を目標にシナリオも書いていますし、いくつかの企画もあります。皆さんからドラマでの姿も見たいとの声を頂いているので今準備中です。このドラマの撮影がおわったら来年の前半くらいには監督として活動できるのではないかと考えています。」とした。
―一気になる、般女性との熱愛の噂について?
「相手がどんな女性が僕も知りたいです! 若い女性とは聞いていますが顔も知らないのにどうやって
付き合えますか?記事をかいた記者が隠しているなら是非見せてほしいですね。(笑)
マネージャにも「いるなら早く教えておいてくれ」と言われました。とても面白い経験です。」
と笑いとばした。
実際には長い恋愛を終え、(直後はつらくてお酒に走ったそうだ)「大勢の女性をみている?」所なのだそう。
日本の女性は?の問いに「よく観察しなくちゃね~」と会場に招待されたファンへ茶目っ気たっぷりの笑顔を向けた。
後の囲みの取材でも恋愛についての質問が続いた為「まるで愛に対する報道番組みたいだね」とおどけな
がらも大人の余裕で話すチョン・ウソン。
「火がないところに煙が立つ?」経験も「映画にしても面白いかもね。小さな誤解から信頼関係が崩れていく
・・・みたいな」と話す彼は俳優や監督という垣根を超えて、根っからの「映画人」と呼ぶのがふさわしいのかもしれない。
2009.8.1
[ 記事 Epoch-Entertainment Suzuki.E ]
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