アニメ、台湾版TV放送や関連イベントなど、まさに「イタKiss」ブーム到来の真っただ中、1996年にテレビ朝日で放送された日本版が ついにファン待望のDVD化!!
11月18日、日本版DVD発売を記念したイベントには、日本版で相原琴子を演じた佐藤藍子さんと、台湾版で入江直樹を演じた台湾俳優ジョゼフ・チェンさんが参加、ファンの前に姿を現しました。
初対面の二人は、顔を合わせた瞬間から琴子、直樹のDNAが反応したようで
佐藤: 「お会いするのは初めてですが、ドキドキしています。素敵です!!
琴子のDNAがいてもたってもいられない感じです。ジョセフさんは優しいオーラがでていますね!」
ジョセフ: 「10年前に日本版ドラマを見ました! 琴子が日本版から出てきたみたいで・・・
お会いできて嬉しいです。(日本語)ヨロシクオネガイシマス。」
とお互いに興奮気味。その後作品の質問に。
―撮影を振り返って?
佐藤: 「撮影時のギャラリーがどんどん増えて、ドラマの人気を実感してきましたが、琴子の私には入江君しか見えませんでした!! 街で「琴子ちゃん!」と呼ばれることが嬉しかった思い出があります。」
ジョセフ: 「パート1から2まで4年間かかりましたがその間は「イタKiss」の生活がそのまま僕の生活でした。」
―「イタKiss」の魅力、見どころは?
佐藤: 「凸凹コンビが最大の魅力で、入江君と琴子の絶妙なカップル性が良いんだと思います。」
ジョセフ: (ずばり) 「Kiss!!」(会場爆笑)
「どうやって二人がKissするのか?に皆さんの関心があると思いますし、それぞれのKissで二人の関係が微妙に変化して変わっていく過程が見どころだと思います。」
通訳さんが会話を訳している間、ずーっと見つめあっている二人! に司会者が突っ込む一幕も。
その後日本版、台湾版それぞれに二人がセレクトした思い出のシーンを公開。
佐藤藍子さんがセレクトした日本版の「冷たいキス」「温かいキス」のシーンに、「おおー」と歓声をあげるジョセフ。
会場のファンはモニターとそれをみるジョセフから目が離せな様子。
台湾版の豪雨の中の「プロポーズシーン」は逆に真剣な表情で鑑賞。
このシーンを選んだ理由については
「このシーンは直樹にとって重要で、初めて自分の本心を相手に伝えた場面でした。これ以降直樹が変わっていく大切なシーンです」と話し、「感動的なシーンですが、実は豪雨の中、足元はサンダルをはいていました。雨の中でのキスシーンは見えない側は口をあけて水を吐き出さなくてはならなくて実はロマンティックではないんですよ。」と裏話を披露。
さらに佐藤藍子さんからの
「どうやったら感動的なキスシーンになるか、私も(日本版入江直樹役の)柏原君と研究しましたが、ジョセフさんはどうでした?」との質問に、
「確かにアングルは大切ですが、演じている側には掴みずらいこともあるので、僕とアリエルはキスをしたら「とにかくグルグル360度回る!!」(笑)そして監督に良い角度を選んでもらうことにしました。」と答え会場からは笑いが。
その後日本版、台湾版での同一シーンを比較してみたり、プレゼント抽選会があり・・と盛りだくさんのひと時。
今日の顔合わせは、日本版、台湾版ともに携わった森田プロデューサーがジョセフに交渉、快諾してくれたことで実現したそう。入江直樹はクールだけど、ジョセフ・チェンは森田プロデューサー曰く「いいやつ」。
イベントの間も彼の優しい人柄とサービス精神旺盛なお茶目な表情をたくさん見ることができました。
日本版、台湾版と比較するのも楽しい見方のひとつ。
「この二人で大人の「イタKiss」をとってみたいですね!」との森田プロデューサーの言葉にも大いに納得の会場でした。
最後に二人にとって「イタズラなKiss」とは?
佐藤: 「この作品がなければ今もこの仕事を続けているかわからない程、多くを学びました。女優、佐藤藍子にとって切っても切れない作品です」
ジョセフ: 「僕にとってもとても重要な作品です。この作品のおかげで多くの国の方に私を知ってもらう事ができました。」
帰国後のジョセフは新しいドラマのプロモーションと舞台に挑戦!と大忙し。
来年にはCDを発売する話もあるようで、またまた彼から目が離せない!
『イタズラなKiss』 日本版DVD BOX (3枚組) ¥14,175 (税込)
11月26日発売 |
2008.11.28
[ 記事 Epoch Entertainment E.Suzuki ]
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