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ワン・リーホン、映画『色・戒』で役入りすぎのため、制御できずに号泣

ベネチア映画祭で金獅賞を受賞し、アン・リー(李安)監督の作品『色・戒』は、主役のトニー・レオン(梁朝偉)がヒロインのタン・ウェイ(湯唯)との激しいベットシーンは話題となっているが、映画の芸術表現で欠かせないものを皆さんに伝われればと監督がコメント。
台湾で公開されて1日だけで台北市の興収を818万元(約2,680万円)上げ、8年前『ザ・シックスセンス』の619万元の記録を塗り替えた。

メインキャストのワン・リーホン(王力宏)が映画の中で愛国青年の役を演じ、連続7日間人殺しのシーンを撮影した彼はインタビューを受けた時、「人殺しは僕の人生ではない経験ですから、撮影が終わっても全身が震えてとても気持ち悪くて吐きたかったんです。」と語った。
役に入りすぎたリーホンを見た監督は、「部屋の中で大泣きしていたリーホンを急いで抱きつきました。あれは僕の生涯の中で最も感動した時、彼の成長の喜びを分け合いました。」と話した。



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2007.9.28
[ 記事・写真:Epoch-Entertainment Taiwan ]