2006年注目の中国映画『夜宴(ザ・バンケット)』で、国際スターのチャン・ツィイー(章子怡)が、野望渦巻く王宮を舞台に愛と復讐に燃える皇后役を演じる。9月13日に行われた台北での記者会見では、本作がハリウッドの映画に英語で出演して以降の最も大きな挑戦であり、「英語の出演は言葉のテクニックですが、『夜宴』はかなり難易度の高い心情表現が必要だった」と語った。
制作費2000万ドル(約24億円)の映画『夜宴』は9月よりアジア順次公開される。この日の会見には、監督・馮小剛(フォン・シャオガン)、章子怡(チャン・ツィイー)と周迅(ジョウ・シュン)、そして名優の葛優(グオ・ヨウ)に、香港の人気俳優・呉彦祖(ダニエル・ウー)ら豪華キャストが出席した。
試写会が始まる前から、会場には何百名ものファンが集合。特にチャン・ツィイーがレッドカーペットに姿を現した途端、叫び声とフラッシュの嵐が巻き起こり、彼女はドレスの裾を踏まれて、左胸の上部分が破れる出来事もあった。
2006.09.15
[ 記事・写真:Epoch-Entertainment ]
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