ドラマ『Silence-深情密碼』のなかで、美しくロマンチックなキスシーンを演じたヴィック・チョウ（周渝民）とパク・ウネ……だが、このシーンの撮影が終わった途端、２人は体を震わせて、「臭過ぎです！ 早くホテルに戻ってうがいをして、においを洗い流したい」と感想を漏らした。


実は、撮影が行われたのは7月の酷暑の中。雪を降らせるロマンチックな雰囲気を作り出すため、スタッフは尿酸の成分が入った人工雪を用意した。そのため、撮影現場は尿のにおいが充満し、スタッフはマスクを着用。当然ながら、主演のヴィックとパク・ウネだけは、マスクをつけることができなかった。

この人工雪のキスシーンは、もともと設定にはなかったが、プロデューサーのアンジー・チャイ（柴智屏）のインスピレーションにより、深夜2時過ぎに突然命令が下されたとういう。
2人の身体に、そして、もちろん口にも雪は降り掛かった。だが、互いの体から発するにおいに負けることなく、ヴィックとパク・ウネは見つめ合い、職務を果たした。