ジェリー・イェン主演のドラマ『ザ・ホスピタル』は8月15日に台湾で初オンエアされるが、海外の版権は早くもすごい勢いで売れた。日本、香港、中国、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、北アメリカなどの8カ国で、1話2万ドルの権利金と仮定すると、全38話を8カ国に売ったことから、海外の権利収入は608万ドル（約7億円）を超える。
しかも、『ザ・ホスピタル』の制作コスト8千万台湾元は、「クランクアップに近づいた時点で、すでに全額回収した」とプロデューサーがコメントするほど、ジェリー人気はすさまじい。放送が始まれば、DVD、サントラ、Tシャツ、ポスターなどのドラマ関連商品が次々に売れ出し、更にブームが起きると予想されている。


オンエア前からの大反響を受け、ジェリーはファンにチャリティー活動への参加を呼び掛けている。というのも、8月12日に開催が予定されている試写会はチャリティー方式。一人1000台湾元の入場料で、試写会の収益はすべてチャリティー団体に寄付されるという。